照明デザイン賞(2003年〜)は、光を素材として、優れたデザイン的内容をもち、創意工夫に満ちた作品を顕彰するものであります。
照明デザイン奨励賞(1998年〜2002年)は、照明デザイン、コンサルタント、照明設計などの照明実務に携わる若手の方々を奨励することにより、照明デザインに対する理解と関心を深めるために設けたものであります。

友澤 薫(株式会社日建スペースデザイン)
橋口 幸平(株式会社日建スペースデザイン)
藤田 悠吾(株式会社日建スペースデザイン)
堀江 徹(株式会社ホリテック)
最新照明技術と照明デザイン技法により、多様なシーンを演出している。生体リズムを考慮した的確な昼光制御、LED光源の適所への使用により省エネも図れている。空港という社会的な空間を光によって積極的に演出していながら、過度な光となっていないことが評価される。

内山 裕二(羽田空港国際線PTB 設計共同企業体)
守屋 良則(羽田空港国際線PTB 設計共同企業体)
内原 智史(羽田空港国際線PTB 設計共同企業体)
天井面の照明を最小限とした大空間の照明手法として高く評価できる。色温度、照度のバランスが良く、内部空間と周辺環境の調和が取れた外観の総合的なバランスがよい。LED、光ファイバなどの使用により省エネも図れている。コンセプトが明快で、光によって空間を印象づけられ、日本の空の玄関としての機能美、デザイン性が高く評価できる。

進藤 正彦(進藤電気設計)
木製の器具とタッチパネルの一体化を図ったことは新しい試みとして評価できる。LEDの使用と自動点灯/消灯機能による省エネ性は評価できる。


渡辺 靖夫(カラーキネティクス・ジャパン株式会社)
木村 政喜(独立行政法人都市再生機構)
中村 保(独立行政法人都市再生機構)
石原 晋(独立行政法人都市再生機構)
勝 大河(独立行政法人都市再生機構)
色部 義昭(株式会社日本デザインセンター)
軍司 匡寛(株式会社日本デザインセンター)
齋藤 裕行(株式会社日本デザインセンター)
場所の特性を生かし、LEDのグラフィックの完成度が高く、環境アートサイン性が評価できる。現地の今の時間と人との繋がりを示すコンテンツ内容を検討すれば将来性がある。


宮下 信顕(株)竹中工務店
山口 広嗣(株)竹中工務店
田中 誓子(株)竹中工務店
高嶋 一穂(株)竹中工務店
角舘 政英 ぼんぼり光環境計画
限られた空間だけではなく、トータルでサーカディアンリズムを考慮に入れた設計手法は評価に値する。また、色彩性に優れ、夜間景観の美しさ、ランドスケープとの調和性に優れており、オフィス空間での景色の変化が人との相互コミュニケーションが取れている点でも評価に値する。経済性の面でもHf蛍光灯とLED照明を組み合わせており、光量の適正化が図られている。


橋爪 大輔(株)ダイスプロジェクト
馬渡 秀公 アカリファクトリ−
ランプ・シェードが創る「光の意匠」と植栽が天井に描く「影の意匠」とによる空間演出は独創的で評価できる。昼から夜の変化の調和が取れており、まとまったイメージの表現が評価できる。


グループ名:明星大学理工学部建築学科イルミネ―ターズ
代表 庄司 絵里 明星大学 ほか15名
イルミネーションを造形物に仕立てた面白さがあり、発想に評価すべき点が見られる。全体的な意匠の独創性には欠けるが、建築を学ぶ学生の作品として評価し、今後の発展性に期待したい。


戸井 賢一郎(株式会社日建スペースデザイン)
米澤 研二(株式会社日建スペースデザイン)
重田 利生(株式会社日建スペースデザイン)
堀江 徹(株式会社HORITECH)
野村 宏幸(株式会社HORITECH)
カーテンの有無による光の制御をおこなうことで2つの異なる空間を演出しており、またレーザカットで作る「紋様」の種類により様々な演出プログラムを展開できる柔軟性を持っている。光・素材・空間の関係を十分活かした好例として高く評価する。


平沼 孝啓 Hs WorkShop−ASIA
自然光と壁・室内空間の関係をうまく取り入れている。実験棟全体の建築材料を含めてエコロジカルな手法を大胆に活用する手法は社会的に意義があり高く評価する。


山口 宏嗣(株式会社 竹中工務店 設計部)
宮下 信顕(株式会社 竹中工務店 設計部)
田中 誓子(株式会社 竹中工務店 設計部)
角館 政英(ぼんぼり光環境計画)
光のスペクトラム・コミュニケーションの活性化をテーマにして、光環境・建築・家具等がトータルに計算されて完成度高く創られている。光・色・形態を一体で考える重要さを教えられる良い事例として高く評価できる。


小林 茂雄(武蔵工業大学 工学部建築学科)
学生が自力で作成した点は、今後、照明に携わる人材の育成としての効果を期待できる。照明をテーマとしたイベントとしての一定のレベルは維持されており、他団体への火付け役となり、照明に対する世間の意識向上も期待できる作品である。

平沼 孝啓(Hs WorkShop-ASIA)
光壁をパーティションとして利用した点の独創性を評価する。柔らかい形態と光とで無機質になりがちなオフィス空間に潤いを与えている。今後のオフィス環境に新たなプロダクト開発の可能性を示唆した。


戸恒 浩人(シリウスライティングオフィス)
お台場のホテル日航東京に新設されたチャペル“ルーチェ・マーレ”は、レインボーブリッジと東京タワーが望まれる。外部に既存のピロティ空間を改築し、バージンロードと
して特殊型ガラスを使用した光の回廊を設け、「深海から地上へ 〜ヴィーナスの誕生〜
」をナイトウェディングのコンセプトとしている。LED、ローボルトハロゲンランプ、光ファイバー、キセノンランプなどを使用して、深海から地上へ上がっていくストーリーを感じさせる光空間を演出した。この作品は「光を用いて創作した空間・環境アートなどの作品」にふさわしく、照明デザイン賞に推薦する。


戸恒 浩人(シリウスライティングオフィス)
小林 周平(シリウスライティングオフィス)
吉田 優子(シリウスライティングオフィス)
汐留や浜松町の高層ビル群に囲まれた、特殊な環境の中での浜離宮恩賜庭園のライトアップイベントである。庭園の素晴らしさを光によって素直に表現し、浜離宮の魅力を再発見している。イベントとしてはおもしろく今後このような事例を期待して、奨励賞に推薦する。


新居 仁(三菱地所設計)
渡邉 顕彦(三菱地所設計)
松井章一郎(三菱地所設計)
渡邊 剛良(三菱地所設計)
高野 勇治(三菱地所設計)
原田 仁(三菱地所設計)
松永 頼秀(三菱地所設計)
札幌駅前広場に面する読売北海道ビルの外装は、透過率と反射率の異なる3種類の材料と、窓周りに電球色冷陰極管を配置し、昼、宵、夜間、深夜の変化に富んだ表情を創り出している。グラフィカルな外壁と光の効果をうまく結びつけたファサードデザインが、新たな街の景観を創りだしている点を評価する。奨励賞に推薦する。


芦澤 竜一(芦澤竜一建築設計事務所)
既存施設を改修したホテルで、チャペル、エントランス、レストラン、客室等で建築と照明を一体的に考えた、環境に順応しながら「癒しと驚き」を与える照明計画がコンセプトとなっている。
また、海に面していることや、海峡大橋といった敷地の特性を活かし、場所の魅力を引き出す工夫がなされている。


坂本 恭一(慶應義塾大学)
斉藤 賢爾(慶應義塾大学)
重藤 彩(慶應義塾大学)
インターネットを活用して光の照明を別空間にいる他者に伝達し、共有させることができる照明オブジェクト。オブジェクトにフルカラーLEDと制御するマイコンが組み込まれており、6通りの色を自由に変化させることができる。


伊藤 彰(久米設計)
坂上 真理(松下電工)
住民に安心感を抱かせる「やさしく発光するオブジェ」。先進的な防災情報を司る「最新鋭の機能をもったコントロールセンター」としての夜間中も地域の中心として存在する演出光、「快適な勤務環境」として癒しと落ち着きのある柔らかな光空間の演出等がコンセプトであり、新しい尾道の夜景の拠点となることが期待できる作品。


山梨 知彦(日建設計)
石田 亨(日建設計)
勝矢 武之(日建設計)
街のアクティビティに反応して明滅するダブルスキンの作品巨大な場ダブルスキンのショーケースが、通りに面した壁全体を構成し、ショーケースはリブガラスに組み込まれたLEDによって発光する。スキン全体がプグラム制御されており、建物に取り付けられたセンサーが、人の動きや街の音を感知してさまざまに発光する仕組みになっている。
都市の音と光を関連づけた表現であり、建築ファサードの特徴、ガラスの素材感、光の特性が存分に活かされており、当賞に相応しい作品となっている。


許 東亮(東芝照明(北京))
植田 慶幸(東芝照明(北京))
顔 華(東芝照明(北京))
都市発展の象徴としての立体交差橋を対象物として、新都市作品である。立体交差橋のスピード感と橋を支える力感を表現し、道路網の充実をシンボリックにアピールしている。近代化の流れ、スケールの大きさを象徴する夜間景観を見事に演出しており、本賞に相応しい作品となっている。


外山 和晃(京都造形大学)
青木 大輔(京都造形大学)
桂 晃子(京都造形大学)
約20万球のイルミネーションを使った、公園を彩る京都府のある市のイベントの出展作品。約700本のビニール傘に3万5千球のイルミネーションを巻き付け、公園の斜面に配置。
昼も夜も美しさを身近に感じてほしいとの発想はユニークである。ビニール傘と豆電球のコンビネーションが面白く、見て楽しい作品に仕上がっている。
大学生37名による共同作品で、市のイベントで公園の遊歩道を彩り、道行く人を楽しませた。


見木 志郎(ライトスタイル)
使用されていなかったホテル2階部分のテラスをLEDの色の美しさを駆使して、優雅な雰囲気のあるイベントスペースとし、ビアガーデン、ナイトウェディング等の多目的空間を演出した。
LEDとキセノランプによる省エネ光源を採用しており、シンプルな空間構成とLEDのダイナミックな照明演出手法により、空間全体が照明器具を思わせる作品である。


原 健一郎(石本建築設計事務所)
米山 浩一(石本建築設計事務所)
公園トイレの改修に伴い、省エネルギー・環境負荷の低減に資する設備・技術を採用。照明には自然採光や省電力照明・センサーを取り入れ、また、洗浄水には雨水を利用、換気には十分な自然換気開口を設置し、環境志向型公衆トイレを実現した。
LED照明の効果的利用、ガラスの多用に伴う自然採光の確保等、工夫が見られる。
今後の公共施設のあり方、考え方への先見性が評価された。
Maurice Brill(Maurice Brill Lighting Design,London)
山上 義美(佐藤総合計画)
鳴海 雅人(佐藤総合計画)
近田 玲子(近田玲子デザイン事務所)
富樫 亮(日建設計)
渡邊 薫(日建設計)
浅野 卓郎(日建設計)
小園 隆嗣(松下電工)
山下 裕子(Y2 LIGHTING DESIGN)
高島 謙一(大成建設)
松下 進(松下進建築・照明設計室)
藤田 純也(竹中工務店)
的場やすし(メディアアーティスト)
松下 美紀(松下美紀照明設計事務所)
北村 寛(松下電工)
野澤 壽江(近田玲子デザイン事務所)
小林 和夫(松下電工)
吉本 操子(小泉産業)