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[福岡県]北九州産業技術保存継承センター(北九州イノベーションギャラリー)の照明

写真1
図1 エントランス〜多目的スペース
Fig.1 From an entrance to the direction of a multiple-purpose space.

写真2
図2 全景
Fig.2 Complete view.

写真3
図3 ラウンジ〜ライブラリー
Fig.3 From a lounge to the direction of a library.

概要

 「北九州産業技術保存継承センター」通称『北九州イノベーションギャラリー』は,日本の近代製鉄発祥の地・北九州市の産業技術を未来に伝え,人材育成と技術交流を図ることを目的に設立された.施設は鉄骨の斜格子と三角形のガラス・アルミパネルで構成された幾何学的模様の曲面外観が特徴のギャラリー棟と,技術実験工房のスタジオ棟からなる.ギャラリー棟は,ガラスで覆われた明るく開放的なエントランス空間を中心に,ライブラリー・ギャラリー・スタジオなど多様な機能を一つの空間に包みこんでいる.夜間では建物から漏れるあたたかみのある光がトラス構造をやさしく浮かび上がらせ,鉄の街に新しいランドマークを形成している(図2).

  • 所在地:福岡県北九州市
  • 竣工:2007年4月
  • 施主:北九州市
  • 設計:佐藤総合計画 九州事務所
  • 規模:敷地面積 23,950m2,延床面積 3196.73m2,ギャラリー 棟・2階,工房棟・1階,トラス構造を用いた鉄骨 造で最高高さ9m
  • 資料提供:岩坂真理(パナソニック電工(株))
    図1〜図3:©パナソニック電工(株)

※本文は照明学会誌第93巻 第9号 2009年10月「照明のデータシート」より引用しています。学会誌には照明設備についての説明も掲載されております。
学会誌掲載時とは照明設備の運用状況が異なる場合があります。