照明設計の現場では、しばしば3次元CG(コンピュータ・グラフィックス)を使ったプレゼンテーションが求められるようになっています。通常CGは、照明設計とは別に、専門の技術者に依頼して作成されます。しかし、CG作成のプロセスは、本来の照明設計のプロセスと類似していて、しばしば同じ作業が繰り返されています。さらに作成されたCGは、実際の照明設計を反映している必要もあります。
そこで照明学会では、CGを積極的に利用した照明設計を検討すべきであるとの問題意識から、「照明設計におけるCG画像の利用研究調査委員会」を立ち上げ、報告書をまとめました。
本公開研究会では、この報告書の概要を紹介し、これからの新しい照明設計方法の可能性を検討します。多数のご来場をお待ちしています。
CGを利用した照明設計の可能性
2007年2月20日(火) 13:45〜17:00
東京工業大学 百年記念館 フェライト会議室(〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1)
85名(申込み先着順;定員になり次第、申込みを締め切ります)
照明学会および共催学会の会員2,000円 会員外3,000円 学生1,000円
研究調査委員会報告書(価格:会員4567円 会員外6090円)
照明学会 光環境研究専門部会
日本建築学会 光環境運営委員会
氏名・所属・メールアドレス(または電話番号)を下記宛ご連絡ください。
小谷朋子(東芝ライテック株式会社 研究開発センター)
E-mail:tomoko.kotani@tlt.co.jp
Tel:046-862-2073
Fax:046-861-2427
13:45 - 14:00 | CG画像と見え方 | 中村芳樹(東京工業大学) |
14:00 - 14:35 | CGと照明設計 | 松下 進(松下進建築・照明設計室) |
14:35 - 15:10 | CG画像作成における光環境予測手法 | 鈴木広隆(大阪市立大学) |
15:10 - 15:25 | <休憩> | |
15:25 - 16:00 | CG画像の作成手順 | 久保昌敬(松下電工株式会社) |
16:00 - 16:35 | CG画像を用いた光環境評価 | 中村芳樹(東京工業大学) |
16:35 - 17:00 | 総合討論 |