TOP / お知らせ / 一般の方へ / 建築学会主催シンポジウム 「光環境分野において取り組むべき課題」

建築学会主催シンポジウム
「光環境分野において取り組むべき課題」

 光環境分野では、自然エネルギー利用・材料・景観・防災・安全・福祉・法規などに関わる研究課題にも積極的に取り組もうとしており、他分野と共有される研究課題も多い。しかしながら、委員会組織を越えた横断的な交流のもとに学会として取り組むべき研究課題についての議論は希薄であり、また、光環境分野の中ですら議論がされているとは言い難い。このような問題意識の下、本年、光環境分野において取り組むべき活動についての幅広い意見を公募した。

 本シンポジウムでは、まず、光環境小委員会における活動の現状を紹介した上で、他分野の研究者の方から、各分野に於ける光環境に関連した問題点とその取り扱いに関しての情報や意見を提供していただき、「光環境分野において取り組むべき課題」について活発で前向きな議論を行いたいと考えています。研究分野の枠を越え、多くの方々の積極的なご参加をお願いします。

主催: 建築学会 環境工学委員会 光環境小委員会
日時: 2004年8月7日(土)13:20〜17:00
会場: 建築会館会議室
プログラム:
  1. 本シンポジウムの主旨と光環境小委員会の構成 (井上容子:奈良女子大学)
  2. WG・SWGの取り組みと今後の展望
     ・光環境性能基準WG(平手小太郎:東京大学)
     ・光環境デザインWG(中村芳樹:東京工業大学)
     ・建築の色彩設計WG(槇 究:実践女子大学)
     ・色彩と明視性SWG(井上容子:前掲)
     ・昼光シミュレーションSWG(鈴木広隆:大阪市立大学)
     ・オフィスの昼光利用SWG((岩田利枝:東海大学)
  3. 他分野の研究者の見る光環境
     ・材料と光(樫野紀元:前橋工科大学)
     ・省エネルギー計画と光(角本邦久:関東職業能力開発大学校)
     ・防災と光(山田常圭:消防研究所)
     ・防犯と光(樋村恭一:都市防犯研究センター&東京大学)
     ・環境計画と光(三浦昌生:芝浦工業大学)
  4. 総合討論
定員: 50名(申込み先着順)
参加費: 会員1,000円 会員外2,000 円 登録メンバー1,500円 学生 500円
申込方法: 催し物名称を記し、氏名・勤務先・所属・同住所・同電話番号を明記し、メールにて申し込む。
申込先: 建築学会 事務局研究事業部 大野
E-mail: ono@aij.or.jp