「積分半球光束計の発明と実用化」
- 種別:
- 発明
- 業績の特徴:
- 完全拡散反射コーティングを内壁に塗布した半球と平面ミラーを組合せ、光学的に積分球と同等の機能を実現しながら、光源の非発光部や光源支持具を積分空間から排除することにより、測定する光源等の自己吸収による測定誤差の低減を実現した。2007年に商品化され、従来の積分球とともに測光ツールとして製品開発や品質管理に使用されている。IESやCIE、IECの各国際規格にも採録されており、国際的に認められた光束計のコンパクト化と測定の簡易化に貢献した世界に誇りうる優れた業績である。
- 受賞者:
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- 大久保 和明(山形大学工学部)