写真1 内観(陸上競技パターン照明点灯状況)
2002年ワールドカップの開催地である大分県大分市に2001年3月、開閉式の屋根を持つ「ビッグアイ」が竣工した。FIFA基準に適合したサッカー場であり、最大43000人収容の多目的スタジアムである。(写真1)。
写真2 投光器設置状況
フィールド照明は2kW高演色形メタルハライドランプ156灯、1.5kW高演色形メタルハライドランプ132灯、1.5kw高効率形メタルハライドランプ284灯の計572灯の混光照明としており、照明制御システムにて各種競技レベル及びイベントに合わせて20の点灯パターンを制御している。サッカー及び陸上競技では水平面照度は約1500lxで演色性はRa80以上としている。停電時には瞬時再始動型器具により水平面照度約1000lxを確保できる(写真2)。