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寄稿のしおり(一般)

照明学会誌「寄稿のしおり」一般号・年報号  本学会誌は,会員の研究,技術の成果,あるいは意見などの発表媒体であると同時に,新しい各種の情報を提供して全会員に直接サービスすることを目的として発行している.
 したがって,学会誌編集委員会および関連各委員会は学会誌がなるべく多くの会員に興味をもって読まれ,かつ照明技術の向上に役立つことを旨として編集している.著者の方々が原稿作成にあたり,発表しようとする内容を,限られたページ内でわかりやすく読者に伝えることができるようこの「寄稿のしおり」を作成した.執筆する前に,ぜひ,ご一読いただきたい.

1.寄稿のルール,記事の内容

1.1 寄稿者の資格

寄稿者は本学会会員を原則とするが,会員の紹介があれば会員外でも寄稿できる.

1.2 原稿の種別

 原稿の内容は照明,視覚,熱放射,光放射(紫外・赤外を含む)およびその応用,照明デザインならびにこれらの関連分野(以下これらを総合して照明という)に関するものとする.一般号および年報号の原稿の種別と刷り上がりページ数と必要事項(作成要領)などについては表1のとおりである.

1.3 原稿の内容

 原稿の本文および図・表の説明は日本語とし,ただし,図・表の題目については英文を併記することとする.なお,次の条件を満たすものとする.

  • ①明白な誤りがないこと.
  • ②他の公開刊行物に未発表のもの.ただし,投稿前に本学会が主催もしくは他の学会と共催する各種大会あるいは研究会及びこれに準ずる内外の集会で発表された内容を主とし,著作権法上,問題ないものは,この限りではない.
  • ③ロゴなど宣伝的な内容を含まない.
1.3.1 一般号 (原則,毎号特集号を企画する.)
1-1 表  紙
 原則,特集号の企画に関係のある写真または図版で本学会誌の表紙にふさわしい品位を備えたものとする.学会誌編集委員会で企画を依頼した場合は,会員および会員に紹介された会員以外でも提供者になり得る.提供の写真は,無料で掲載する.
1-2 表紙説明
 本学会誌の表紙に関連するモノクロ写真を使用して,その内容を説明したもの.表紙説明写真の掲載は必須ではない. 1-3 特集趣旨
 この号に関する感想やポイントをまとめたもの.
2-1 照明のデータシート
 照明設備,関連設備全体(照明制御関係など),照度分布図とその他の図表を用いて照明施設を2ページにて紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.
2-2 ライティングフォトグラフ
 照明施設を1ページにて簡略に紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.
2-3 照明デザイン
 空間や環境を光(輝き,明暗,陰影など)で創作した照明のデザインコンセプトや設計意図を示し,それらを実現した方法・手法の内容や造形美を意図した照明機器類のデザインなどを2ページにて紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.
2-4 口  絵
 記載記事のうち,写真または図をカラーとして表す必要があるもの.
3-1 今日の課題
 照明に関係のある学識経験者により執筆されたもので,今日の課題にふさわしく,主として本学会の事業,活動および動向などに関する意見など,広く一般会員を啓発する内容のもの.
3-2 ご挨拶
 名誉会員並びに照明学会賞受賞者の皆様に日頃考えていることや想いを執筆いただくもの.
4  特集趣旨
 この号に関する感想やポイントをまとめたもの。
5-1 論  説
 主として照明に関して建設的な意見,または批判など主張を述べ,広く会員の関心を呼ぶと同時に啓発を促す内容のもの.
5-2 講  演
 本学会主催または共催の講演会,大会における特別講演などの講演内容を広く会員に伝えるためのもの.
5-3 座談会
 照明に関する題目について行われた座談会などの記録を広く会員に知らせるもの.
5-4 誌上討論
 本学会誌に掲載された資料等に対する批判,質疑討論およびそれに対する原著者の回答.
5-5 技術総説
 最近注目されてきている新しい事項について,歴史的過程を展望して総合的に解説したもので,一般会員にわかりやすく啓発的な内容を述べたもの.
5-6 特集資料
 照明に関する各分野の最新の研究動向やトピックスをテーマごとに集中的に取り上げた資料で学会誌編集委員会が企画したもの.
5-7 資  料
 照明に関する学術・技術上の今後の発展に役立つ報告などで,広く会員に参考になると考えられるもの.内容は次のとおりとする.
  • 研究または設計に役立つ調査,あるいは技術的な報告.
  • 試験報告,調査事項などの報告.
  • 理論,応用面において広く会員に役立ち参考となるもの.
5-8 施設報告
 新しく完成した施設(規模の大小は問わない)について,その照明ないし関連設備の計画,設計のねらい,考え方および施工にあたっての要点の報告.
5-9 解  説
 基礎,応用,実際の分野における事項について,一般会員向けにわかりやすく解説したもの.
6-1 やさしい照明技術
 照明に関する知識・技術の解説など.
6-2 ミニ解説
 一般によく使われているが,意味が明確に知らされていないと思われる用語や概念,新しく使われ出した用語や概念などを一般会員向けに簡潔に解説したもの.必ずしも用語として定義されたものに限らない.
6-3 楽しいあかりのヒント
 あかりに関する雑学的で役に立つ情報を読者に提供するもの.
7-1 委員会報告
 本学会の各種研究調査委員会で研究または調査された内容の報告.なお,編集の都合で論文号に掲載することがある.
7-2 会議報告
 本学会あるいは外部の各種委員会(ただし,研究調査委員会を除く),大会,総会,懇談会などの会議内容の報告.
7-3 支部だより
 支部事業について紹介.
8-1 文献ガイド
 国内外の照明関連雑誌に掲載された記事の,日本語による目次の紹介および特集号の企画に関連した記事の紹介.
8-2 文献紹介
 本学会誌以外の学術雑誌などに発表された照明に関する内外の文献の要約で,広く,早く情報を会員に知らせるための記事.紹介する文献は,原則として発表されてから1年以内のもので,わかりやすく簡潔に紹介すること.
8-3 英文誌要旨
 本学会英文誌Journal of Science and Technology in LightingのABSTRACTの紹介.
8-4 照明ニュース
 国内外の照明の現状,動向などを要約し,これをいち早くニュースとして知らせるもので,わかりやすく親しみやすい内容とする.内容は次のとおりとする.
  • 照明界の動向ならびに照明に関係がある諸問題の動向
  • 照明に関係がある諸行事または施設の紹介
  • 規格などの紹介
  • その他
 本欄の記事は広告的になるおそれもあるので,極力これを避けるよう客観的に記述する.
8-5 書  評
 照明に関する学術,あるいは応用についての内外出版物の紹介.ただし,紹介する出版物は,著者または編者および発行者が明記され,刊行年月,頒布価格の付してある単行本で,発行されてより原則として1年以内のものとする.
9 新製品紹介
 最近発表された照明ならびにその関連製品(測定器,工事用器材などを含む)の紹介.有料で掲載する.新製品の新規性に関する一般論文や研究資料並びに研究速報への投稿をする場合は論文号寄稿のしおり(https://www.ieij.or.jp/JIEIJ/kiko2.html)を参照のこと.
10 研究室紹介
 国内外の照明に関係ある研究施設ならびにその活動状況の紹介.
11-1 会員の広場
 本学会誌,講演会,その他本学会の事業に関する建設的意見などを簡潔に述べたもの,誌上匿名はさしつかえない.
11-2 私の視点
 特定のテーマに関する会員からの応募原稿.
11-3 寄  書
 照明に関する評論や随想などで,これ以外に,該当する分類のないもの.
12-1 会 告
 照明学会が主催,共催,協賛する行事などをお知らせするページ
12-2 学会記事
 本部,東京支部,日本照明委員会に関する委員会の開催状況,理事会議事録案,会員の入退会の状況をお知らせするページ.
12-3 追  悼
 会長・副会長以上の役員がご逝去された場合にその方の略歴や思い出を掲載するページ.
12-4 学会カレンダー
 照明学会が主催,共催,協賛する行事などの期日,行事名,開催場所,主催,問い合わせ先を簡単に紹介するページ.
13  編集後記
 編集委員により,この号に関する感想やポイントをまとめたもの.
1.3.2 年報号
(1)発刊にあたって
その年度の年報号の発刊にあたっての照明年報委員会からの報告.
(2)ズームアップ
その年度のトピックスを取り上げ解説する.
(3)総説
各章ごとに要約したもの.
(4)本文
各項ごとの報告.
1.3.3 原稿の取り扱い

原稿は次のように処理される.

  • (1)受け付けた原稿は学会誌編集委員会または関連各委員会で閲読のうえ採否を決定する.
  • (2)採録された原稿の本会誌への掲載時期は,関連各委員会で決定する.
  • (3)原稿が「寄稿のしおり」の内容を充足していない場合は,著者へ返却する.
  • (4)採択された原稿は返却しない.ただし,著者が申し出た写真・図面は返却するものとする.
  • (5)編集上の都合で,学会誌編集委員会または関連各委員会の判断により「寄稿のしおり」と異なった取り扱いをすることがある.

1.4 著作権

  • (1)本学会誌に掲載された記事の著作権は,本学会の著作権規程に従うものとする.
  • (2) 本学会に著作権が帰属しない写真などはc(コピーライト記号)で著作権者を明記することができる.本学会はc(コピーライト記号)を明記した上でその写真などを利用できる.
  • (3)掲載にあたっては,著者名,発表年を明記すること.(例:c△△(株) 2004).

1.5 校正

  • (1)著者校正は1回とする.
  • (2)著者校正は誤字,誤植の修正のみとする.
  • (3)校正の際には,関連各委員会の指示した以外の内容の変更はできない.
  • (4)修正事項は,ゲラに朱書きで記入すること.
  • (5)ゲラは関連各委員会が指定した期限までに返却すること.
  • (6)状況によっては,著者校正を省くことがある.

1.6 原稿送付先および問い合わせ先

〒101-0048 東京都千代田区神田司町2―8―4(吹田屋ビル3階)

TEL: 03‐5294‐0101)

FAX: 03‐5294‐0102)

一般社団法人照明学会 事務局 学会誌編集担当)

E-mail: editing(at)ieij.or.jp
(”(at)” を ”@”に変更して下さい.)

1.8 別刷

 原則として作成しない.著者から申し出があったときは,作成費用を著者負担で作成することがある.

1.9 その他

その他,原稿についての不明な点は事務局に照会すること.

2. 原稿執筆要領

原稿は,下記の要領によって執筆すること.

2.1 用紙

 刷り上がり文字数・ページなどは,2.12項のとおりである.照明学会誌編集委員会事務局より依頼されたページ数に従って,図表も含めて文字計算をして原稿を完成させること.
 原稿は,文字部分,図表とも電子データを事務局に提出すること.
 図表などデータの量が重くて提出方法に手間取る場合などは,事務局に問い合わせること.

2.2 文章

 文章は基本的に公用語で記載することとし,「現代かなづかい」,「常用漢字」,「平かな混じり口語体」「である調」で明瞭に書くこと. 原稿種別にかかわらず基本的には「である調」とし,委員会で認めた場合のみ「ですます調」とする.本文内にはアンダーラインは使用しないこと.

2.3 用語 

 用語は原則として文部省学術用語集,日本工業規格*(JIS Z 8113(照明用語),JIS Z 8105(色に関する用語),JIS Z 8301(規格票の様式及び作成方法)など),公用文の書き表し方の基準(資料集)(文化庁,平成13年4月),現代仮名遣い(昭和61.7.1 内閣告示第1号),送り仮名の付け方(昭和48.6.18 内閣告示第二号,昭和56.10.1 一部改正),法令における漢字使用等について(昭和56.10.1内閣法制局総発第141号),公用文書作成の要領(昭和27年4月4日内閣閣甲第16号),学術用語審査基準(平成4.1.10改正,学術審議会学術用語分科会),外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第二号)電気専門用語集(電気学会編)およびCIE・IEC共通の国際照明用語集など一般に学術的に認められた用語によること.
 *参考: 照明学会編「照明専門用語集 増補改訂版(2007)」,文部省学術用語集[電気工学編],電気学会・電気専門用語集 No. 13「照明」,IEC用語集:IEC 60050-845 Lighting,CIE 用語集「CIE S 017/E: 2011 ILV:International Lighting Vocabulary」など.

2.4 記号

 量記号と単位記号は,原則としてJIS Z 8000-7「量及び単位−第7部:光及び放射」などのJIS Z 8000 の規格群,およびCIE S 017 ILV: International Lighting Vocabulary (IEC 60050-845 と共通)で規定されているものを用いる.単位記号のうち,国際単位系(SI)によらない単位は,SIに換算した値を記述し,元の値をカッコに入れて併記する.ランプ は「灯」,照明器具は「台」,ポールは「基」を推奨する.

2.5 キーワードの書き方

 キーワードは,文献の検索作業において,検索者が求めている文献を的確に検索できるための言葉であるため,作成した原稿(文献)の内容を的確に代表する言葉を選択すること.英文キーワード,英文要旨の順に記載する.

  • (1)その原稿の内容を的確に代表する語句を選ぶ.
  • (2)6つ以内のキーワード(日本語)とし,好ましくは英語のキーワードを併記する.
  • (3)名詞形であること.キーワードは固有名詞などとくに意味がある場合を除いて,すべて小文字で始める.
  • (4)省略形を使用する場合は,その分野で広く通用しているものを用いること(著者が作った新語,造語は不可).
  • (5)複合語を使用する場合は,慣用化されているものを用いること.

2.6 英文要旨( ABSTRACT)

 英文要旨はABSTRACTと記載して改行し,英文250Word以内で著者が作成する.  なお,日本文のみで掲載もできる.

2.7 項目の分け方

 項目は次のように分けること.
1. 1.1 1.1.1 (1) 1.2 1.2.1
ただし,1.1.1,1.2.1・・・・・・の項目は,文章の量がそれほど多くない場合などでは,省略してもよい.

2.8 図面および表の書き方

 図表は,それぞれ単独で作成し,図表のキャプションは,別紙にまとめて記載すること.
 なお,写真は図面と同様に扱い,「図○○」のように図番を記載すること.
 学会誌の電子化に伴い図表や写真はカラー掲載となるが、同時にモノクロ掲載の紙冊子体も発行するため、原則としてモノクロでも判別できるように線種,記号などを工夫する.図面および表の番号および説明の題目は,次の例のように書くこと.図表のタイトルには英文を表記する.

例:
図1 電圧と温度の関係
Fig1. Voltage as a function of temperature.
表1 実験結果
Table 1 Experimental results.

 同一原稿内で形態を統一すること.一つの図番または表番で二つ以上の図面または表を含むときは,(a),(b)などを表示し,区別を明確化すること.
 図面および表は正確明瞭なものを準備すること.なお,図面,表は,1段組(25文字相当)または2列組(50文字相当)を想定して縮尺を指示しておくこと.

2.9 文献

 引用文献は,原則として公開既発表のものに限る.本文中に文献を引用した場合には,当該箇所の右肩に上付き文字で「3)」のように番号をつけ,末尾に番号順に一括して,参考文献として掲載すること.引用する文献が複数にわたる場合で,引用する文献が3つ以上連続する対象 番号のときは「3)-5)」のように記載する.参考文献の記載は,原則として次のとおりとすること.なお,該当する参考文献の記載方法が無いときは,SIST(科学技術情報流通技術基準)参照文献の書き方を参考にすること

 ホームページの引用も,参考文献の通し番号として本文中に上付きで番号をつけて,参考文献として掲載する.電子文献をリストに記載する場合は,科学技術情報流通技術基準「参照文献の書き方(補遺)電子文献参照の書き方」を参照する
https://jipsti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02sup/sist02sup.htm.

  • 雑誌の場合→(引用番号)著者名:表題,雑誌名,巻―号,ページ(発行年).([記載例] 1)2)参照)
    ただし,引用部分の著者が明確でない場合は,著者の部分には発行所を書いてもよい.([記載例] 5)参照)
  • 口頭発表の場合→(引用番号)著者名:表題,大会名,ページまたは講演番号(発表年).([記載例] 4)参照)
  • 単行本の場合→(引用番号)著者名:書名,発行所,ページ(発行年).([記載例] 6)参照)
  • 編著の場合→(引用番号)著者名:表題,書名,編者名,発行所,ページ(発行年).([記載例] 7)参照)
  • 小冊子・リーフレットなど:([記載例] 10)~12)参照)   なお,掲載の場合(引用した文献に対して,討論・見解を示さない時)は,原著者の了解を得ること.
  • 特許文献
    特許出願人名,(発明者名):発明の名称,特許文献の番号等,公開特許公報等の発行の日付.
    ([記載例] 14)参照)
  • 電子文献の場合1) 番号)DOI 10.1248/ yakushi2020.106.1_1(発行年).
  • 電子文献の場合2)J-Stage 番号)https://doi.org/10.1248/yakushi2020.106.1_1(発行年).
  • ホームページの場合  番号)https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r01/pdf/full.pdf(年月日アクセス)
[記載上の注意]
・著者名(和文):
姓名を記入する([記載例] 1)2)参照). 著者が3名以上の場合は姓だけとする([記載例] (3)参照).また,2名を姓とし,「○○,○○ほか」としてもよい(最低2名は書く.[記載例] 4)参照).
・著者名(英文):
family name, middle name, first nameの順に書く. family nameの最初の文字は,大文字とする.また,first name, middle nameは省略形を用いてもよい.省略した場合は,ピリオドをつける([記載例] 7)~ 9)参照).
著者名が2名の場合は,「○○ and ○○」,3名以上の場合は,「○○, ○○ and ○○」または,「○○, ○○ et al.」のように書く([記載例] 9)参照).
  • 表 題:欧文の場合は接続詞,前置詞,冠詞を除く各語の第1字は大文字とする.
  • 雑誌名:付表1,2に示す国内,外国雑誌名一覧表による略号を用いること.表にない場合は省略しない.
  • 発行年:引用文献の発行年は,原則として(1984)のように西暦で記載する.
  • ページ:単数ページの場合p.○○,複数ページp.○○~p.○○の場合pp.○○-○○とする.雑誌では年間の通しページを用いる.

 上記のほかに,必要事項があれば加えてもよい.その場合はカンマまたはかっこを用いてわかりやすく区切ること.

[記載例]
  • 1) 川上康介:光源の新商品の動向,照学誌,81-8B,pp.725-728 (1997).
  • 2) 柴本義男,浦田治夫:省エネと新しい光源,照学誌,81-7,pp.556-558 (1978).
  • 3) 鈴木,神山,落合:ハロゲン電球の高効率化,H10照学全大,p.20 (1998).
  • 4) 三浦,遠藤ほか:アーク放電における発光色制御法について,電学全大,p.321 (1989).
  • 5) (社)日本電球工業会:電球類生産・販売統計,電球工業会報,No.467,p.25 (2004).
  • 6) 久米明:品質保証の国際規格,日本規格協会,p.167 (1990).
  • 7) Hartline, H. K. and Ratlliff, F.: Handbook of Sensory Physiology, Fourtes, M. G., Springer,Berlin,pp.381-390 (1972).
  • 8) Norden, K.: Shadow in Illuminating Engineering,McGraw-Hill Book Co.,pp.97-98 (1970).
  • 9) Spencer, D.E., O'Brien,P. E. et al.: On Directional Refrectances of Room Surfaces,J. Illum Engng. Soc.,64-4, pp.245-252 (1969).
  • 10) (社)照明学会・照明普及会:照明を生かすエレクトロニクス,p.20 (1975).
  • 11) 東西電気(株):ランプ総合カタログ,p.39 (2004).
  • 12) (社)日本照明器具工業会:照明器具リニューアルのおすすめ,p.3 (2003).
  • 13) JIS C 1609 照度計 1999.
  • 14) 文部科学省研究振興局長:廃プラスチック選別機,特許第3752522号,2006-03-08.

2.10 脚注

脚注は該当箇所の右肩に*,**などの符号をつけ,原稿用紙の脚注欄に記載のこと.

2.11登録商標の明記

登録商標には,TMまたは,Rを当該個所の右肩に上付き文字で「R」のようにつけ,脚注として,登録商標であることを明記する.

2.12 刷り上がりページ数の算定 

  • (1)原稿1ページは,26字×48行×2段=2496字で構成される.
  • (2)タイトル回りは 1段6行,座談会は9行で構成される.タイトル回りには,表題,著者名,会員の種別,キーワードが入る.
  • (3)章・節タイトルは,刷り上がりで2行用いる.
  • (4)文中に挿入する図表の紙面での刷り上がり面積は,1列の幅が8.5cmであるため,図表の横幅を8.5㎝にした場合に縦の長さを測り,文字数をその分計算して紙面の仕上がりページ数に反映させること.また,大きな図表は,2列分(横幅が約18cmとなる)を用いて挿入してもよい.この場合も図表の縦横の長さから仕上がり面積・文字数を計算して,刷り上がりページ数に反映させること.
    図表キャプション(1行)は,本文刷り上がりで2行(50字)を用いて記載すること.

2.13 その他の注意事項

  • (1)書き出しおよび改行は1字あけること.
  • (2)句読点など(.,;!?“ ”その他)を適宜・適切に用い,文章の意味をわかりやすく明瞭にさせるように努めること.句読点などには1画を用いること.
  • (3)中黒「・」は,用語(名詞)の並列記述や外来語に対して使用できる. ただし,以下の場合にはその使用を控えなければならない.
    • 固有名詞で,中黒「・」を本来その用語の中に含まない場合
    • 文面全体に散りばめられて,文章が読み辛くなる場合
    • 中黒「・」の挿入によって,用語の意味が変質する恐れのある場合
  • (4)年号は西暦表記とする。
  • (5)数字は半角を用いる.

2.14 著者紹介

  著者名(会員種別)生年,最終卒業校および学部,学科,現在の勤務先,所属,役職,主な研究履歴,学歴,所属学協会,学位・称号名称とその取得年,などを80字以内(写真を除く)で記載する.
著者顔写真の掲載は著者の希望に従う.顔写真の裏面に著者名を明記すること.写真は1枚(上半身,縦30㎜×横24㎜以上,カラー可)提出すること.画像データによる提出も可.

例:照明 太郎(正会員)Taro Shoumei
1999年生.照明大学工学部建築学科卒.現在,照明建設(株)設備部技術課課長,日本建築学会会員.

2.15 原稿の提出方法

 原稿は次の順に揃え提出する.

  • (1)表紙:表題,著者名を日英両文で書くこと.英文表題の接続詞,前置詞,冠詞を除く第1文字は大文字とすること.また,会員の種別,キーワードを寄稿票の指定欄に明記すること.
  • (2)英文要旨(ABSTRACT):寄稿票の指定欄に明記すること.
  • (3)本文:ページ数を用紙の下部に明記すること.レイアウト見本は必要に応じて提出する.
  • (4)参考文献:2.9項に従い記載すること.
  • (5)著者紹介:2.14を参照のこと.寄稿票の指定欄に明記すること.
  • (6)連絡先:著者(代表者)の連絡先を寄稿票の指定欄に明記すること.
  • (7)図表:300dpi以上,表紙写真については600dpi以上で提出すること.図表番号を明記すること.
  • (8)本文や図表,キャプションなどは電子媒体で提出すること.Windowsを使用して作成することが望ましいが,異なるOSを使用する場合はその旨を明記すること.
  • (9)その他
  • 原稿提出は期限を厳守のこと.
  • 郵送中の紛失事故や照会時の便宜のため,提出原稿は必ず控えを取っておくこと.

付録1.照明のデータシート作成要領

1.「照明のデータシート」原稿の内容

照明設備,関連設備全体(照明制御関係など),照度分布図とその他の図表を用いて照明施設を2ページにて紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.

2.表題

  • 都道府県市町村名を記入すること.
  • “施設名 施設の照明”または“照明器具による施設のライトアップ”を基本パターンとし,30文字以内とすること.
    • 例1:○○市庁舎の照明
  • 施設の中の一部分を紹介する場合には,その部分の名称を表題に必ず入れること.
    • 例1:○○ホテルの宴会場照明
    • 例2:○○ビルディングのエントランスホールの照明
  • 施設名は正式名称とし,愛称があれば併記する.
    • 例1:○○会館(愛称)の大ホールの照明
    • 例2:○○駅前 総合広場(愛称)の照明
  • 英文表題も必ず併記する.

レイアウト

  • (1)原稿は添付のレイアウト見本を利用のうえ,原則,Microsoft Office Word で作成すること.
  • (2)原稿は本文・写真・図面を合わせてA4判用紙で2枚にまとめる.本文は次の(ア)~(ウ)の事項を記入し,26字×48行=1,248字程度に横書きでまとめる.ただし(ア)~(ウ)の行間は1行以上空けること.
    • (ア)施設概要
      • 所在地,竣工年月(西暦),施主,設計者(建築,設備,デザイン),施設の用途,規模,計画の趣旨・特長を説明すること.
      • 設計者名には法人名または団体名のみを記載する.施主と設計者の契約が法人・団体との締結であれば個人名は記載しないこと.
    • (イ)照明設備
      • 使用されている定格電力(W),光源の種類,照明器具の種類,色温度,平均演色評価数,台数などの照明設備と関連設備全体を記述し,必要に応じて照明制御関係なども記入すること.
      • 設計照度,実測照度,初期照度,維持照度のいずれかを必ず記入すること.
      • 照度分布図,照明器具配置(照度分布図と併記でも可)は必ず記入すること.
      • メーカの商品名は使用しないこと.
      • 用語は一般に学術的に認められた用語によること.学会用語もしくは一般用語とすること.
    • (ウ)末尾
      • 著者,資料提供者(会員種別,氏名,法人または団体名)を記入すること.
  • (3)写真,図面,表は,必ず本文の中で図表番号を引用し説明すること.

4.写真

  • 印刷サイズは別表「画素数と印刷サイズの目安」を参照すること.
  • 枚数は3~4枚程度とすること.
  • 写真は,照明設備が点灯された状態とし,必要に応じ昼間の状態も入れること.
  • 民間企業の施設においては,写真の中に企業名や商品名を過度に露出させたり,そのような写真を複数枚掲載したりすることを避けること.
  • 写真には図1,図2,…を記入し,それぞれ和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

5.図面

  • 照度分布図,照明器具配置(照度分布図と併記でも可),器具図面,または姿図(写真でも可)を添付すること.枚数は3枚程度とすること.
  • 詳細な図面を用いると印刷後に小さく判別しづらくなるため,図中の線や文字については主要なものに留め,太さやサイズを考慮すること.
  • 図面には,写真と連番でそれぞれ和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

6.掲載の許可

掲載に際し,許可の必要な関係先の承諾は必ず得ること.

7.著作権

  • 本学会誌に掲載された記事の著作権は,本学会の著作権規程に従うものとする.
  • 本学会に著作権が帰属しない写真などはc(コピーライト記号)で著作権者を明記することができる. 本学会はcを明記した上でその写真などを利用できる.
  • 掲載にあたっては,著者名,発表年を明記すること(例:c図1~図6:△△(株) 2017).

8.注記

学会誌へ掲載は,一施設につき一度としており,特集記事等で掲載された場合は掲載を見送ることがあります.

表 画素数と印刷サイズの目安

横スクロールで全体を表示できます。

印刷サイズ(300dpi) ピクセル 画素数 容量
5.42cm×4.06cm 640×480px 30万画素 0.9MB
10.84cm×8.13cm 1280×960px 130万画素 3.52MB
13.55cm×10.16cm 1600×1200px 200万画素 5.5MB
17.34cm×13.00cm 2048×1536px 300万画素 9.0MB
20.32cm×15.24cm 2400×1800px 400万画素 12.4MB
27.64cm×20.73cm 3264×2448px 800万画素 22.9MB
36.31cm×24.11cm 4288×2848px 1200万画素 34.9MB

付録.代表的な器具の器具表記

器具の表記は,原則として,下記の順とする.

定格W数 光源の種類 照明器具の種類(光色 or 色温度)

  • 例1:45W LED ダウンライト(電球色)
  • 例2:1,000W メタルハライドランプ 投光器(4000 K)

代表的な光源及び照明器具の種類を以下に例示する.

  • LED
  • 白熱電球
  • ハロゲン電球
  • 蛍光ランプ
  • Hf蛍光ランプ
  • コンパクト形蛍光ランプ
  • 水銀ランプ
  • メタルハライドランプ
  • 高演色形メタルハライドランプ
  • セラミックメタルハライドランプ
  • 高圧ナトリウムランプ
  • 高演色形高圧ナトリウムランプ
  • 無電極放電ランプ
  • ダウンライト
  • ベースライト
  • スポットライト
  • 投光器
  • 防犯灯
  • 道路灯
  • アプローチライト

照明のデータシート作成要領はこちらからダウンロードしてください.

照明のデータシート作成要領

付録2.ライティングフォトグラフ作成要領

1.「ライティングフォトグラフ」原稿の内容

照明施設を1ページにて簡略に紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.

2.表題

  • 都道府県市町村名を記入すること.
  • “施設名 施設の照明”または“照明器具による施設のライトアップ”を基本パターンとし,30文字以内とすること.
    • 例1:○○市庁舎の照明
  • 施設の中の一部分を紹介する場合には,その部分の名称を表題に必ず入れること.
    • 例1:○○ホテルの宴会場照明
    • 例2:○○ビルディングのエントランスホールの照明
  • 施設名は正式名称とし,愛称があれば併記すること.
    • 例1:○○会館(愛称)の大ホールの照明
    • 例2:○○駅前 総合広場(愛称)の照明
  • 英文表題も必ず併記すること.

3.レイアウト

  • (1)原稿は添付のレイアウト見本を利用のうえ,原則,Microsoft Office Word で作成すること
  • (2)原稿は本文・写真を合わせてA4判用紙で1枚にまとめる.本文は次の(ア)~(ウ)の事項を記入し,26字×20行=520字程度に横書きでまとめる.ただし(ア)~(ウ)の行間は1行以上空けること.
    • (ア)施設概要
      • 所在地,竣工年月(西暦),施主,設計者(建築,設備,デザイン),施設の用途,規模,計画の趣旨・特長を説明すること.
      • 設計者名には法人名または団体名のみを記載する.施主と設計者の契約が法人・団体との締結であれば個人名は記載しないこと.
    • (イ)照明設備
      • 使用されている定格電力(W),光源の種類,照明器具の種類,色温度,平均演色評価数,台数などの照明設備と関連設備全体を記述し,必要に応じて照明制御関係なども記入すること.
      • メーカの商品名は使用しないこと.
      • 用語は一般に学術的に認められた用語によること.学会用語もしくは一般用語とすること.
    • (ウ)末尾
      • 著者,資料提供者(会員種別,氏名,法人または団体名)を記入すること.
  • (3)写真は,必ず本文の中で図表番号を引用し説明すること.

4.写真

  • 印刷サイズは別表「画素数と印刷サイズの目安」を参照のこと.
  • 枚数は2~3枚程度とすること.
  • 写真は,照明設備が点灯された状態とし,必要に応じ昼間の状態も入れること.
  • 民間企業の施設においては,写真の中に企業名や商品名を過度に露出させたり,そのような写真を複数枚掲載したりすることを避けること.
  • 写真には図1,図2,…を記入し,それぞれの和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

5.図面

  • 照明のデザインコンセプトや設計意図,考え方と実施した内容を具体的に説明する図表(チャート図,パース図,器具図面)などを添付すること.枚数は3枚程度とすること.
  • 詳細な図面を用いると印刷後に小さく判別しづらくなるため,図中の線や文字については主要なものに留め,太さやサイズを考慮すること.
  • 図表には,写真と連番でそれぞれ和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

6.掲載の許可

掲載に際し,許可の必要な関係先の承諾を必ず得ること.

7.著作権

  • 本学会誌に掲載された記事の著作権は,本学会の著作権規程に従うものとする.
  • 本学会に著作権が帰属しない写真などはc(コピーライト記号)で著作権者を明記することができる.
  • 本学会はcを明記した上でその写真などを利用できる.
  • 掲載にあたっては,著者名,発表年を明記すること(例:c図1~図6:△△(株) 2017).

8.注記

学会誌へ掲載は,一施設につき一度としており,特集記事等で掲載された場合は掲載を見送ることがあります.

表 画素数と印刷サイズの目安

横スクロールで全体を表示できます。

印刷サイズ(300dpi) ピクセル 画素数 容量
5.42cm×4.06cm 640×480px 30万画素 0.9MB
10.84cm×8.13cm 1280×960px 130万画素 3.52MB
13.55cm×10.16cm 1600×1200px 200万画素 5.5MB
17.34cm×13.00cm 2048×1536px 300万画素 9.0MB
20.32cm×15.24cm 2400×1800px 400万画素 12.4MB
27.64cm×20.73cm 3264×2448px 800万画素 22.9MB
36.31cm×24.11cm 4288×2848px 1200万画素 34.9MB

付録.代表的な器具の器具表記

器具の表記は,原則として,下記の順とする.

定格W数 光源の種類 照明器具の種類(光色 or 色温度)

  • 例1:45W LED ダウンライト(電球色)
  • 例2:1,000W メタルハライドランプ 投光器(4000 K)

代表的な光源及び照明器具の種類を以下に例示する.

  • LED
  • 白熱電球
  • ハロゲン電球
  • 蛍光ランプ
  • Hf蛍光ランプ
  • コンパクト形蛍光ランプ
  • 水銀ランプ
  • メタルハライドランプ
  • 高演色形メタルハライドランプ
  • セラミックメタルハライドランプ
  • 高圧ナトリウムランプ
  • 高演色形高圧ナトリウムランプ
  • 無電極放電ランプ
  • ダウンライト
  • ベースライト
  • スポットライト
  • 投光器
  • 防犯灯
  • 道路灯
  • アプローチライト

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ライティングフォトグラフ作成要領

付録3.照明デザイン作成要領

1.「照明デザイン」原稿の内容

 空間や環境を光(輝き,明暗,陰影など)で創作した照明のデザインコンセプトや設計意図を示し,それらを実現した方法・手法の内容や造形美を意図した照明機器類のデザインなどを2ページにて紹介するもので,できるだけ新しく,特長のあるものが望ましい.

2.表題

  • 都道府県市町村名を記入すること
  • “施設名 施設の照明”または“照明器具による施設のライトアップ”を基本パターンとし,30文字以内とすること.
    • 例1:○○市庁舎の照明
  • 施設の中の一部分を紹介する場合には,その部分の名称を表題に必ず入れること.
    • 例1:○○ホテルの宴会場照明
    • 例2:○○ビルディングのエントランスホールの照明
  • 施設名は正式名称とし,愛称があれば併記する.
    • 例1:○○会館(愛称)の大ホールの照明
    • 例2:○○駅前 総合広場(愛称)の照明
  • 英文表題も必ず併記する.

レイアウト

  • (1)原稿は添付のレイアウト見本を利用のうえ,原則,Microsoft Office Word で作成すること
  • (2)原稿は本文・写真・図面を合わせてA4判用紙で2枚にまとめる.本文は次の(ア)~(ウ)の事項を記入し,26字×48行=1,248字程度に横書きでまとめる.ただし(ア)~(ウ)の行間は1行以上空けること.
    • (ア)施設の概要
      • 所在地,竣工年月(西暦),施主,設計者(建築,設備,デザイン)を記入すること.
      • 設計者名には法人名または団体名のみを記載する.施主と設計者の契約が法人・団体との締結であれば個人名は記載しないこと.
    • (イ)コンセプト

      空間や環境を光(輝き,明暗,陰影など)で創作したコンセプトや設計意図を明記し,それらを実現した方法・手法の具体的内容や造形美を意図した照明機器デザインの内容を記入すること.

    • (ウ)照明のデザイン
      • 実現した内容(使用した機器の仕様(容量・色温度など),台数,照度,輝度,陰影,見栄え,効果,評価など)を具体的に記載すること.
      • 設計照度,実測照度,初期照度,維持照度のいずれかを明記することが望ましい.
      • 照度分布図,照明器具配置(照度分布図と併記でも可)のいずれかを明記することが望ましい.
      • メーカの商品名は使用しないこと.
      • 用語は一般に学術的に認められた用語によること.学会用語もしくは一般用語とすること.
    • (エ)末尾

      著者,資料提供者(会員種別,氏名,法人または団体名)を記入すること.

  • (3)写真,図表は,必ず本文の中で図表番号を引用し説明すること.

4.写真

  • 印刷サイズは別表「画素数と印刷サイズの目安」を参照のこと.
  • 枚数は3~4枚程度とする.
  • 写真は,照明設備が点灯された状態とし,必要に応じ昼間の状態も入れること.
  • 民間企業の施設においては,写真の中に企業名や商品名を過度に露出させたり,そのような写真を複数枚掲載したりすることを避けること.
  • 写真には図1,図2,…を記入し,それぞれ和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

5.図面

  • 照明のデザインコンセプトや設計意図,考え方と実施した内容を具体的に説明する図表(チャート図,パース図,器具図面)などを添付すること.枚数は3枚程度とすること.
  • 詳細な図面を用いると印刷後に小さく判別しづらくなるため,図中の線や文字については主要なものに留め,太さやサイズを考慮すること.
  • 図表には,写真と連番でそれぞれ和文・英文どちらもキャプションを記述すること.

6.掲載の許可

掲載に際し,許可の必要な関係先の承諾を必ず得ること.

7.著作権

  • 本学会誌に掲載された記事の著作権は,本学会の著作権規程に従うものとする.
  • 本学会に著作権が帰属しない写真などはc(コピーライト記号)で著作権者を明記することができる.
  • 本学会はcを明記した上でその写真などを利用できる.
  • 掲載にあたっては,著者名,発表年を明記すること.(例:c図1~図6:△△(株) 2017).

注記
学会誌へ掲載は,一施設につき一度としており,特集記事等で掲載された場合は掲載を見送ることがあります.

表 画素数と印刷サイズの目安

横スクロールで全体を表示できます。

印刷サイズ(300dpi) ピクセル 画素数 容量
5.42cm×4.06cm 640×480px 30万画素 0.9MB
10.84cm×8.13cm 1280×960px 130万画素 3.52MB
13.55cm×10.16cm 1600×1200px 200万画素 5.5MB
17.34cm×13.00cm 2048×1536px 300万画素 9.0MB
20.32cm×15.24cm 2400×1800px 400万画素 12.4MB
27.64cm×20.73cm 3264×2448px 800万画素 22.9MB
36.31cm×24.11cm 4288×2848px 1200万画素 34.9MB

付録.代表的な器具の器具表記

器具の表記は,原則として,下記の順とする.

定格W数 光源の種類 照明器具の種類(光色 or 色温度)

  • 例1:45W LED ダウンライト(電球色)
  • 例2:1,000W メタルハライドランプ 投光器(4000 K)

代表的な光源及び照明器具の種類を以下に例示する.

  • LED
  • 白熱電球
  • ハロゲン電球
  • 蛍光ランプ
  • Hf蛍光ランプ
  • コンパクト形蛍光ランプ
  • 水銀ランプ
  • メタルハライドランプ
  • 高演色形メタルハライドランプ
  • セラミックメタルハライドランプ
  • 高圧ナトリウムランプ
  • 高演色形高圧ナトリウムランプ
  • 無電極放電ランプ
  • ダウンライト
  • ベースライト
  • スポットライト
  • 投光器
  • 防犯灯
  • 道路灯
  • アプローチライト

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照明デザイン作成要領

付録4.文献紹介作成要領

1.目的

照明学会誌に掲載する文献紹介について,原稿の作成手順について規定するとともに,紹介文の記述が著作権を侵害しないようにすることを目的とする.

2.文献紹介の編集方針

海外等の雑誌あるいは,国際大会の発表論文予稿集(proceedings)に掲載された照明関連の論文を照明学会員にタイムリーに紹介することを通じ,照明分野並びに周辺分野の学問の発展に寄与する.

3.原稿の構成

原稿は(1)タイトル等,(2)紹介文,(3)紹介者の順に執筆する.なお,タイトル等については,1行目に分野別分類(付記参照)を記載し,その後に改行して,題名(和文は原題名,英文のときは訳文題目),著者名,原題目(外国文の場合),刊行物名,巻,号,掲載頁,西暦年次(カッコに入れて記す)の順に記す.紹介者は,紹介文の後に,改行してカッコに入れて,紹介者姓名,勤務先の順に記す(6.記載例を参照のこと).
(付記)分野別分類は,下記の区分から適当と思われるものひとつを選択する.
(1)光源および点灯回路, (2)光関連材料・デバイス,(3)照明器具および機器,システム,(4)光放射の計測, (5)視覚心理・視覚生理,(6)照明環境の設計・評価技術,(7)照明施設の実際,(8)光放射の応用,(9)その他関連分野

4.紹介文の書き方

①文字数など 
原稿書式は,25文字×8行=200文字程度の横書きとし,図・表は記載しない.電子媒体を使用して原稿を執筆する場合は,上記「3.原稿の構成」に準ずる.
②著作権を侵害しないための注意事項
・論文等を紹介する立場で文章を作成する.
・記述内容は,研究課題と目的,簡単な結論程度とし,手段,方法については記載しない.
論文における著作権上の創造性は,多くの場合,結論に至る過程(手段,方法)にあるため,この部分の具体的な記述を避ける.
・原著に記載された“abstract”等をそのまま和訳してはならない.翻訳する行為は,二次的著作物に該当するので,原作の著者の許諾が必要となる.

5.閲読について

提出された文献紹介原稿は,文献情報委員会が閲読を行い,「原稿の構成」,「紹介文の書き方」に基づいて,書式や構成が合っているか,文章表現が適切か,等を確認する.

6.記載例

視覚心理・視覚生理
照明システムからのフリッカ特性が人間の知覚に及ぼす影響

Mochizuki, E., Inoue, T. et al.: Glare from Window Considering Time Fluctuation and Types [Proceedings of the 29th Session of the CIE, pp.110-115 (2019)]

道路においてネオン看板や大型LED看板によるちらつきやグレアの発生により,ドライバーや歩行者は不快と感じる可能性がある.本論文では,デジタルカメラで撮影した画像データを画像処理し,画像データによるグレアインデックの評価を行った.著者は,今回の方法によって屋外において客観的な光害の評価が可能であると述べている.

(照明太郎・日本照明電気㈱)

巻,号がある場合の著者名・タイトル・刊行物の記載例
(Lighting Research &Technology等)
Bakshi, G. B. , Roy, B. et al.: A Design Methodology for Acoustic Resonance-Free [Lighting Research & Technology, Vol.52, Issue 4, pp.524-539 (2020)]

文献紹介原稿作成の手順書はこちらからダウンロードしてください.

文献紹介原稿作成の手順書(44KB)

付録5.照明年報執筆要綱

 照明年報は,調査対象期間(該当号刊行年の1年前の1月~12月)における照明・視覚・光放射およびこれら関連分野の科学技術の進歩・発達の状況を広く国内外にわたり調査し,科学技術動向を理解する上で参考となる学術研究成果,技術発表,法規・規格類,統計データ,学会活動などを記事としてまとめて会員読者に伝えるものである.
 執筆者はこの執筆要綱に従って,1年間の状況を大局的観点から限られたページ内で簡潔・明瞭に記述し,単なる文献紹介や製造実績紹介にならないよう留意する.

1.調査対象期間

 調査期間は対象年の1月~12月までの1年間とする.但し,照明学会および関連団体の活動に関する第11章では,関連団体の総会資料等を基にして執筆するため,調査期間は活動周期である4月から翌3月とする.また,オンラインジャーナルで早期公開された論文については,早期公開された日に発行されたものとして扱うこととする.なお,前年以前の年報に未掲載事項はその限りではない.重要事項で前年度年報に脱落したものは遡って補う.特に,照明学会で発表された事項(論文,全国大会,支部大会資料,公開研究会資料等)は記載漏れがないように留意する.

2.記事の著作権への対応

 記載された記事の著作権は照明学会に帰属する.但し,著作権が学会に帰属しない図表や写真については,その所在をしめすコピーライト(Ⓒ)を図キャプションに,若しくは章末別表に関連情報を必ず明記する.また登録商標については,ⓇやTMを右上添え字若しくは(TM)で記載し,脚注に登録商標であることを明記する.写真の著作権は撮影者にある場合が多い.第8章・第9章では章末別表に写真撮影に加えて照明設計・建築土木設計・施主に関する代表機関名を掲載することができる.その他の章で写真撮影以外の関係機関名を掲載希望する場合は,基本的に図キャプションに掲載することとなるが,主査・幹事会・事務局との調整が必要な場合がある.
 執筆者が他の媒体等から図表や写真を転載する場合,原則として執筆者は個々の図表等について本要綱末尾にある「転載許可願」に必要事項を記載し,原稿提出と同時期に事務局へ提出する(本要綱末尾には,「転載許可願」の記入例(学術雑誌および商品紹介情報)があるので,参照すること).但し,照明施設賞受賞施設写真は募集時に既に本会が掲載許可の手続きを行っているものであるため,転載許可の手続きは不要である.また照明器具などの写真で,年報委員会において委員所属機関の転載許可確認が取れるものについては,転載許可願の手続きを簡略化できる場合もあり,執筆者はその旨を主査に確認する.
執筆者は極力Webからの図表や写真の転載を避ける.但し,著作権法第32条第2項に準ずるものについてはこの限りではない.すなわち,広報資料など国若しくは地方公共団体等の機関が作成したものや,エネルギー白書など一般に周知させることを目的として作成されたもの等については,転載許可が必要でないことが多い.海外の機関が作成したWeb資料については,国によって著作権の取扱いが異なる.例えば米国の場合は,米国著作権法第105条により,政府職員が職務上作成した著作物には著作権が成立しないケースが多い.但しこの場合も,原則として執筆者が著作権に関する記載を確認する.なおWebからの転載においては,出典URLとアクセス年月日を必ず明記する.
事務局は執筆者が提出した「転載許可願」に基づき,著作権を有する団体等に転載許可手続きを行う.その際に使用する転載許可願は,著作権を有する団体等の要求に応じて,印刷文書もしくはPDFファイルで提出する.転載許可願の返信希望日時は,依頼先の所属機関の都合を確認した上で,事務局が連絡をする日から概ね2週間後に設定した上で,事務局が記載する.返信された署名年月日入りの転載許可願は,事務局にて保管する

3.文献の引用
3.1. 文献引用の基本的考え方
 照明年報は,調査対象期間の関連分野における科学技術の進歩・発達の状況を国内外にわたり収録するものである.記載する情報の引用元である参考文献を必ず明記する.特に,照明学会の和文誌・英文誌で発表された論文等(「照明年報調査対象の照明学会発刊論文リスト」を参照のこと)については必ず引用することとする.
 原則,調査期間(第11章以外の章は対象年の1月~12月,第11章のみ団体活動周期の4月~翌3月を認める)に発行された原著文献を引用する.但し,研究紹介などを記述する過程で,対象期間前の文献を引用する必要がある場合は,それを妨げない.
 本文中に紹介した文献内容を引用する場合は,必ず原著文献を参考文献で紹介する.引用の際の著作権を侵害しないための注意事項として,一編辺りに対する記述は,研究課題と目的,簡単な結論程度とするが,結論に至る過程は避け,おおよそ 200 字以下を目安とする.なお文献リストから辿ることのできる著者名・企業名・文献名などは本文に表記せず,その文献で記述されている知見や新技術について紹介する(例えば,「〇〇氏は・・・について報告した」と著者名を表記せず,「・・・に関する研究報告がなされた」のように表記する).
 外国語の文献は,原著に記載された“abstract”等をそのまま訳して記事にしてはならない.
 査読を経ていない研究発表会梗概集等の資料は,内容が変更される可能性もあるため,照明年報で詳細に紹介することは適さない.できるだけ学術雑誌の査読論文を引用し,研究発表会梗概集からの情報が大半を占めないようにする.(国際照明委員会CIEや国際色彩学会AICなどの国際会議梗概集資料も,学術雑誌論文とは異なる.基本的には執筆者のポリシーと主査の判断を優先するが,情報がこれらに偏らない配慮を期待する.)
 個別および一組織の商品紹介にならないように表現に留意する.商品名は記入せず,商品・品揃え等の表現は使用しない.但し,各章の主査の判断で,「製品化」「上市」「リリース」という表現を用いてもよい.
 ホームページを引用する場合,学術雑誌と同様に参考文献に記載する.但しホームページは恒久的情報ではないため,ホームページの引用は極力避けることを推奨する.ホームページの引用においては,一件毎にURLと共にアクセス年月日も記載するが,1つの節に複数のホームページ引用がある場合は,執筆時点の年月日アクセスを1つにまとめて表記しても構わない.
 法律の名称は,正式名称を記載する(例 環境省,平成29年度版環境統計集).本文中に数度出現する名称で,冒頭以外は略して記載する際は,オフィシャルに使われている略称を記載する.
3.2. 参考文献の記載方法
 本文中の引用箇所の右肩に10)のように上付きで番号をつけ,原稿の最後に参考文献として番号順に一括して掲載する.ホームページの引用も,参考文献の通し番号として本文中に上付きで番号をつけて,参考文献として掲載する.電子文献のホームページの引用では,年月日アクセスの記載は不要であるが,雑誌名や発行年などの基本情報は記載し,doiがある場合はそれも併記する.
 各章各節の文献リストは,次の①~⑥に準じて記述する.電子文献をリストに記載する場合は,科学技術情報流通技術基準「参照文献の書き方(補遺)電子文献参照の書き方」を参照するhttps://jipsti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02sup/sist02sup.htm.なお,ズームアップ記事の文献リストは「寄稿のしおり(一般号)」に準ずる.
  • ① 執筆者名
    • 日本人名は,筆頭者の姓だけ記載し,複数の場合「ほか」とする.
    • 外国人名は,Family name,Middle name,First name の順に書く.それぞれの先頭文字は大文字とし,それ以外は小文字とする.Family nameとMiddle name の間は「,カンマ」で区切る. Middle name,First nameはイニシャルのみを記載し,ピリオドを付ける.執筆者が複数の場合は,「et al.」とする.
         記載例:Pirc, M. N. et al.: Electronics, 8-3, p.343 (2020).
             氏名の,.の後ろに半角スペース,:は半角で後ろに半角スペース
    • 執筆者が明確でない場合は,執筆者の部分に発行所を用いてもよい.
  • ② 表題
    • 表題は記載しない.
  • ③ 雑誌名
    • 「国内雑誌和文・英文略号一覧表」,「外国語雑誌名略号一覧表」による略号を使用する.表にない場合は,原則として略さない.
  • ④ ページ
    • 雑誌は年間の通しページを用いる.
    • 複数のページは pp.○-○で表し,単数のページは p.○で表す.JISはページを記載しない.
  • ⑤ 新聞
    • 朝刊,夕刊の別を記載する. また発行年月日を明記する.
  • ⑥記載の順
    • 雑誌・論文の場合  番号)執筆者名:雑誌名,巻-号,発行所,ページ(発行年).
    • 口頭発表の場合  番号)執筆者名:大会名,ページ(発表年).
    • 単行本の場合 番号)執筆者名:書名,発行所,ページ(発行年).
    • 編著の場合 番号)執筆者名:書名,編者名,発行所,ページ(発行年).
    • 小冊子などの場合 番号)発行所:書名,ページ(発行年).
    • JIS の場合 番号)JIS 名称(年) .
    • 新聞の場合      番号)○○新聞朝刊(発行年月日).
    • オンラインジャーナル 番号) 執筆者名:雑誌名,巻一号,発行所,ページ(発行年).
      もしくは電子文献の場合 doi:10.1248/yakushi2020.106.1_1.
    • Webページの場合 番号) 執筆者名:ページタイトル URL(アクセス日)
      ただし,公開されているWebページに限る.
      ページタイトルが存在しない場合は省略可能.
      例) 環境省:環境白書 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ r01/pdf/full.pdf (20YY.MM.DDアクセス)
4.原稿の書式

 A4 版,縦使い,横書き,29 字×30 行(870 字)を 1 ページとして作成する.これは学会誌 1/4 ページ分に相当する.原稿はページ番号を付けて,テキストファイルまたは Word(MS 明朝体)で提出する.

5.量記号・単位記号

 量記号と単位記号は,原則として国際単位系(SI)に準拠する運用とする.具体的な記号および運用方法は,JIS Z8000-1「量及び単位−第1部:一般」,JIS Z8000-7「量及び単位−第7部:光及び放射」および CIE・IEC 共通の国際照明用語集を参照する.
 SIに準拠した量記号および単位記号の表記について,特に注意するべき点を以下に列記する.

  • 単位は,SIの中で定められた単位(SI基本単位,SI組立単位,SIとの併用が認められている非SI単位)を使用する.

    注:秒を表すsec,時間を表すhrまたはhrs,角度を表すdegなど表記は,一般的な文書でよく見られるが,これらは全て単位表記としてはSI非推奨であるので注意を要する.

  • SIで使用が推奨されない単位に言及する必要がある場合は,SIに換算した値および単位を併記する.
  • 単位記号は半角で表記する.

    注:ギリシア文字(例えばμ),角度記号(°),セルシウス温度(℃)などが全角で表記されているケースが散見されるが,必ず半角で表記する.

  • 量(物理量)の値は,数字と単位の積で表す.表記する場合,数字は常に単位記号の前にあり,数字と単位記号の間に半角スペースを入れる(例:500 lx).
  • パーセント(%)はSIとの併用が認められた記号であるが,SI単位と同様に,数字と記号%の間に半角スペースを入れる(例:85 %).
  • 平面角の単位である度(°),分(′),秒(″)については,例外として数値との間に半角スペースを含めない(例:45°).
  • 数値と単位記号の間の半角スペースで改行されないようにするため,non-breaking spaceとすることが望ましい.
  • べき乗については,右上添え字またはスラッシュで表現する.スラッシュを複数用いることは避ける(例:放射輝度の単位は,「W/m2/sr」ではなく,「W/(m2 sr)」または「W m-2 sr-1」と表記する).
  • 範囲を示す場合は,その両端に単位を明記する(例:100 lm ± 3 lm)か,または括弧を用いる(例: (100 ± 3) lm).
  • 範囲を示す記号である「〜」は,「およそ」という意味も持っており混乱の元のため,使用を避ける.代わりに「から」(英語の場合はto)を使うのが良い(例:360 nmから830 nm).
  • 以下の例のように,単位自体に下付き・上付き文字をつけて説明を加える,数値の前に別な量記号が伴う,単位の直後に文字を付ける,などの記載方法は,SI非推奨のため避ける.
    (誤)光度の最大値I = 100 cdmax (正)光度の最大値Imax = 100 cd
    (誤)ϕ80 mmの発光面 (正)直径80 mmの発光面
    (誤)5 mmtのガラス (正)厚さ5 mmのガラス
  • 量記号は半角斜体の1文字で表記する.複数の文字で単一の量記号を表すことは,それぞれの文字が独立した量記号(複数の量記号の積)と誤解されるため,推奨されない.識別のため必要な場合,任意の文字数の添字(上付,下付)を併用することができる.
  • 立体と斜体を記号の意味に応じて厳密に使い分ける.
    ◦ 数字および単位記号は立体
    ◦ 量記号および変数を表す記号は斜体
    ◦ 量記号に付随する添字は,物理量又は変数を示す場合は斜体,それ以外の場合は立体
    ◦ 数学的演算を表す記号(例えば三角関数)は立体
    ◦ 数学で用いられる定数(例えば円周率)は立体
  • グラフの軸(または目盛り)や表では,示した数値に対応した単位を明示する.
6.専門用語・略語
6.1. 照明に関連する専門用語
 照明学会誌に使用する専門用語は,原則として,照明学会編「照明専門用語集 増補改訂版(2007)」,JIS Z 8113「照明用語」,照明学会HP「LED照明器具に関する正しい情報Q&A(https://www.ieij.or.jp/what/LED.html)」,文部省学術用語集[電気工学編],電気学会・電気専門用語集 No.13「照明」, IEC用語集:IEC 60050-845 Lighting,CIE用語集「CIE S 017/E: 2011 ILV:International Lighting Vocabulary」など学術的に認められたものを用いる.これらの用語集に採択されていない用語については,学術分野において一般的に使用されている用語を用いる.
 光源はJIS の表現に準じて「白熱ランプ」,「ハロゲンランプ」は「白熱電球」,「ハロゲン電球」,「蛍光灯」は「蛍光ランプ」と表記する.また「メタルハライド2 kWタイプ」で表現を統一する.
 照明器具は日本照明工業会の表現に準じて「白熱灯器具」「放電灯器具」「蛍光灯器具」「LED器具」「自動車用器具」と表記する.
 助数詞として,ランプ は「灯」,照明器具は「台」,ポールは「基」を推奨する.
 LED関連については,必ず照明学会HP「LED照明器具に関する正しい情報Q&A」で確認する.例えば,LEDチップ,LEDパッケージ,LEDモジュール,LEDランプ,LED光源,LED照明器具など,形状や対象領域によって用語を使い分ける必要がある.
 照度について記述する場合は,単位(lx)を記載すると共に,机上面なのかフィールド面なのか,どこの照度かを明記する.
 平均演色評価数の「Ra」の「a」は右下添え字にする.色の忠実性の Rfなど,専門分野によって右下添え字で表現している場合はそれに準ずる.
6.2. その他の専門用語
 専門分野外の読者にとっても理解しやすいように,照明以外の専門用語の使用にあたっては説明文を加える.但し,照明年報はその研究・技術分野における1年間の動向を概観するものでもあるので,詳細な説明は不要であり,わかりやすく簡潔に解説することが望ましい.
6.3. 略語
 アルファベット略語を用いる場合,まず執筆要綱別表の略語解説一覧表に記載されている略語かどうか確認する.
 一覧表に記載されている略語の場合,各節の冒頭の出現では元の英文全てを記述し,以後は略語で表す.
 一覧表に記載されていない略語の場合,「日本語」「アルファベット略語」(元の英文全て)とする(例えば,ブラウン管CRT(Cathode Ray Tube)).今後広く一般にも認知されるようになったと年報委員会で判断したら,略語解説一覧表に追加する.
7.年号
 年号は基本的に西暦を用いることとし,法律などの引用で和暦が必要な場合は,2018(平成30)年,2020(令和2)年,のように表記する.「本年」「昨年」などの用語を使わず,具体的に時期を明記する.特に「今年度」という表記は調査期間と合致しないため,使用してはいけない.
8.脚注・句読点・数字・長音・括弧
8.1. 脚注・句読点
 脚注は該当箇所の右肩に*1などの符号をつけ,原稿の当該ページの下欄に記載する.
 句読点には「.(全角ピリオド)」,「,(全角カンマ)」を用いる.長い文章には,読点を読みやすく配置する.
8.2. 数字
 数字は半角を用いる.原則として千,万などの漢数字は用いず,000のように記載する.但し,文脈によっては漢数字をしても構わない.
 千,百万の位で「,(半角カンマ)」を入れる(例えば,2,500 W).但し,色名称として使う場合は不要である(例えば,5000 K).
8.3. 長音
長音表記は基本的に下記のルールに従うこととする.
  • (1)3音以上は語尾の「ー」を省略する(例えば,アダプタ,カウンタ,カテゴリ,クリア,センサ,スキャナ,フィルタ,フリッカ,メモリ,バッテリ,モニタなど).
  • (2)間に長音を含む場合は語尾の長音を省略する(例えば,エレベータ,コントローラ,コンピュータ,サーバ,スピーカ,パラメータ,ルーバ,レーザなど).
  • (3)定着した慣用がある場合は慣例に従う(例えば,アレルギー,エネルギー,オーバー,シンメトリー,スプレー,センター,タイマー,デザイナー,ドライバー,パウダー,バルコニー,ペーパー,ムービー,メーカー,ユーザー,プレイヤーなど).
8.4. 括弧
「」や『』を多用しないように気をつける
9.図表・写真

 図表や写真を掲載する場合は,鮮明なものを提供し,図表中の文字寸法は6 point程度を目安とする.また,本文中で必ず参照する.学会誌の電子化に伴い図表や写真はカラー掲載となるが,同時にモノクロ掲載の紙冊子体も発行するため,原則としてモノクロでも判別できるように線種,記号などを工夫する.
 デジタル写真が不十分な解像度の場合は印刷所から差し戻しされる場合もあるため,原稿提出時にはできるだけ解像度の高い写真を提供する.Wordなどに写真を貼らず,できるだけtiff形式(解像度の高い画像が必要な場合に用いられる形式)でzipに圧縮して提供する.jpg形式などでの提出も可能だが,解像度には十分留意する.照明年報に掲載される口絵の原寸(横85 mm)で1,200 pixel/350 dpi以上(モノクロは300 dpi以上)が一つの目安であるが,元々解像度が低いものは画像が粗くなるので注意すること.
 調査対象年以外に撮影された写真の場合,タイトルに撮影時期も明記することが望ましい.
 施設等の写真を掲載する場合,タイトルの末尾にその物件が存在する都道府県名をカッコ書きにて記載する(例えば,新国立競技場(東京都)).但し,住宅については都道府県がわかると不都合が生じる場合があるため,都道府県名を記述してはいけない.
 文献から転載した図は,図タイトルの右上添え字として参考文献の番号を記載して出典元を明確にする.
 口絵として選ばれた図は,図タイトルに出典元を明記する.また図タイトルの下部に説明文を130文字程度で記載する.口絵の選出は第二回年報委員会で決定されるため,説明文の準備は主査が行うが,執筆者が主査と調整の上で予め準備することが望ましい.
 なお,極力Webからの図表や写真の転載は避ける.他の機関が有する著作物を利用する際は,本要綱2を熟読の上,適切な対応を取る必要がある.

10.執筆者名・所属

 本文の末尾に,氏名と所属名を記載する(例:照明 太郎・△△産業㈱).複数名で執筆した場合は,連名とする.

11.統計データ

 照明器具の販売等に関する統計データは,原則,2月に日本照明工業会JLMAから照明学会事務局に提供されるデータを引用する.製造や在庫の記述が必要な場合など,目的によって経産省のデータを使い分ける.なお両者の違いは,JLMAは会員企業に基づき,経産省は50人以上の企業に基づく.また外資系企業の扱いや他社ブランド・組み込み用ランプ等の取扱いの違いも,販売生産の違いに影響する.
 その他の統計データについては,適切な引用であることを主査が確認する.

12.その他注意事項

  空白文字を用いる場合は半角スペースを用いる.
 国際問題などが関係する場合は,事実に基づきバランスの取れた表現とすることを心掛ける.
 文章は平易な表現に心掛ける.体言止めで終わらないように文章を完結させる.
 外国名等を記述する時は,外務省の表記に準ずる.
 執筆要綱に記載されていない事項は,「寄稿のしおり(一般号・年報号)」に準ずる.
 商品名およびロゴなど,宣伝的な内容を記入しない.
 謝辞は記載しない.
 委員会の判断で原稿を修正することがある.
 原則,校正は組版原稿に記載して行う.校正者は組版原稿を各自で印刷出力し,修正箇所を赤字で示したPDFをメールか郵送にて事務局へ送る.

付則

この執筆要綱は,制定の日から実施する.

訂正の沿革
  • 2018年12月21日 制定
  • 2019年11月22日 改正
  • 2020年11月16日 改正
  • 2021年11月8日  改正
  • 2022年11月22日 改正
  • 2023年11月20日 改正

付録6.会告原稿作成要領

 会告寄稿の際は,下記の事項と「書式」を参考にすること.

  • (1)照明学会誌の「会告」欄に掲載を依頼する場合は,指定の書式に従って原稿を作成の上,E-mail(editing(at)ieij.or.jp)で学会事務局宛て送付する. (メールご利用のときはアドレスの”(at)”を”@”に変更してご利用下さい.)
  • (2)原稿作成の際の注意
    • (a)字数は,原則として,1000文字以内に納める.
    • (b)数字・カッコはすべて半角
    • (c)ピリオド,カンマは全角
    • (d)半角のカタカナは使用しない.
  • (3)申し込み締め切りは隔月の奇数月の20日,掲載は翌々月号(1日発行)となる.例えば,7月20日締め切り分は,9月号(9月1日発行)掲載となる.ただし,20日が土曜日,日曜日,祭日の場合は,締め切りが早まるので注意すること.締め切り日を過ぎると掲載が遅れるので注意すること.
  • (4)照明学会誌の編集の都合上,事務局で文章を簡潔にし,書式を揃える.
  • (5)誤掲載を防ぐため,電話による申し込みは受け付けない.
  • (6)会告掲載は,同じ内容の会告は1回のみ掲載する.
  • (7)会告に掲載した,照明学会主催の講習会・講演会・研究会・シンポジウムは照明学会誌へ照明ニュース等に投稿いただきたい.

1.開催案内(1件1000文字以内)の書式例

[会合名]

開催日時(西暦年月日,曜日,時間)
例:2004年11月26日(金) 17:30~19:00

開催場所(会場名,住所・電話番号)

内容

定員

参加費(正会員の参加費,准員の参加費,一般の参加費の順に明記)

各種申し込み締め切り日(講演・参加申し込み等,何の締め切りかを明記)

連絡先または問い合わせ先
(郵便番号,住所,氏名,電話番号(内線),FAX,E-mail,URL等)

例:

〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2‐8‐4 吹田屋ビル3階
(社)照明学会 事務局

TEL:03‐5294‐0101 FAX:03‐5294‐0102

E-mail:editing(at)ieij.or.jp  (”(at)” を ”@”に変更して下さい.)

URL:URL:http://www.ieij.or.jp/

主催・共催

2.公募(1件1000文字以内)の書式例

[公募名]

対象

公募内容

応募方法

応募締め切り(西暦年月日,曜日)
例:2004年11月26日(金)

詳細問い合わせ先(郵便番号,住所,氏名,電話番号(内線),FAX,E-mail,URL等)

例:

例:〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2‐8‐4 吹田屋ビル3階
(一社)照明学会 事務局

TEL:03‐5294‐0101 FAX:03‐5294‐0102

E-mail:editing(at)ieij.or.jp  (”(at)” を ”@”に変更して下さい.)

URL:http://www.ieij.or.jp/

付録7.代表的な光源の表記

器具の表記は,原則として,下記の順とする.

定格W数 光源の種類 照明器具の種類(光色 or 色温度)

  • 例1:45W LED ダウンライト(電球色)
  • 例2:1,000W メタルハライドランプ 投光器(4000 K)

代表的な光源及び照明器具の種類を以下に例示する.

  • LED
  • 白熱電球
  • ハロゲン電球
  • 蛍光ランプ
  • Hf蛍光ランプ
  • コンパクト形蛍光ランプ
  • 水銀ランプ
  • メタルハライドランプ
  • 高演色形メタルハライドランプ
  • セラミックメタルハライドランプ
  • 高圧ナトリウムランプ
  • 高演色形高圧ナトリウムランプ
  • 無電極放電ランプ
  • ダウンライト
  • ベースライト
  • スポットライト
  • 投光器
  • 防犯灯
  • 道路灯
  • アプローチライト

付録8.施設報告作成要領

1.「施設報告」原稿の内容

 新しく完成した施設(規模の大小は問わない)について,その照明ないし関連設備の計画,設計のねらい,考え方および施工にあたっての要点の報告.

2.表題

  • タイトルは基本的に著者の自由とし,30文字以内とする.
  • 例1:○○駅前 総合広場
  • 例2:フルカラーLEDによる○○橋のライトアップ
  • タイトルの下に英文表題,会員種別,氏名(英文表記も),会社名を必ず併記すること.

3.レイアウト

  • (1)原稿1ページは,26字×48行×2段=2,496字で構成される(別紙レイアウト参照).ただし,各項の見出し名(概要,照明コンセプトなど)と,その内容については,施設の特徴を現すために,著者が自由に付けても可とする.刷り上がりページ数は4~6ページが望ましい.
  • (2)原稿は添付のレイアウト見本を利用のうえ,原則,Microsoft Office Wordで作成する.
  • (3)写真,図面,表は,必ず本文の中で図表番号を引用し説明すること.
    • (ア)概要

      計画・プロジェクトの概要,施設の用途,規模,特長を説明する.

    • (イ)照明コンセプトおよび計画

      対象とする施設の用途・目的に対しどのような考え方(コンセプト)で,照明を計画,設計をしたのか(快適性,機能・デザイン性,省エネ性,安全性など)を説明する.

    • (ウ)方法・手段
      • その施設の用途・目的を満足させるために選定した照明の,光源,配光特性,材質・仕様,さらに調光制御等,レイアウトおよび運用方法を解説する.
      • 他の条件(空調,防災・セキュリティーシステムなど)との調和,連動をどのようにしているかを解説する.
      • 設計手法として,CGシミュレーション他,各種照明評価方法.また模擬実験の利用があればその紹介,解説をする.
    • (エ)照明設備
      • 使用されている定格電力(W),光源の種類,照明器具の種類,色温度,平均演色評価数,台数などの照明設備と関連設備全体を記述し,必要ならば,照明制御,配線関係などにもふれること.
      • 設計照度,実測照度,初期照度,維持照度などのいずれかを必ず記入すること.
      • メーカの商品名は使用しないこと(学会用語もしくは一般用語とする).
    • (オ)結果・検証(まとめ)
      • 各種シミュレーション(照度分布,輝度分布,CG),被対象物および空間の視認性,消費電力など測定データと,それらに基づく解析.
      • 掲げた目的(コンセプト)に対し,現場で得られた結果がどの程度満足されたかの検証.
    • (カ)末尾

      所在地,竣工年月(西暦),施主,設計者(建築,設備,デザイン),資料提供者(会員種別,氏名,会社名)などを記入する.

4.写真

  • 印刷サイズは別表「画素数と印刷サイズの目安」を参照のこと. 枚数は指定しない.
  • 写真には図1,図2,…を記入し,それぞれのキャプションを記述する(和文・英文どちらも).
  • 写真は,照明設備が点灯された状態とし,必要によっては昼間の状態も入れる.
  • 民間企業の施設においては,写真の中に企業名や商品名を過度に露出させたり,そのような写真を複数枚掲載したりすることを避ける.

5.図面

  • 照明器具配置図,照度分布図(照明器具配置図と併記でも可),器具図面,または姿図(写真でも可)を添付する.
  • 図は印刷するとき縮小されるので,線および数字は主要なものに留め,更に縮小されることを計算して線の太さおよび数字の大きさが考慮してあること.
  • 図面には,写真と連番でそれぞれのキャプションを記述する(和文・英文どちらも).

6.掲載の許可

掲載に際し,許可の必要な関係先の承諾を必ず得ること.

7.著作権についての例外取り扱い

掲載された著作物は,原則として本学会に帰属するが,写真,図面等で著作権が学会に帰属しない場合,著作物にc等,学会に帰属しないこと表示し,合わせて著作権者名と発表年を明記すること(例:c△△(株) 2010).

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