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公開研究会「広域停電時の避難誘導 〜あなたの街は大丈夫?!〜」

 現行の防災照明設備は、大震災などにより発生する広域停電下における緊急避難や救助活動に必要な屋外の明かりの確保については想定していない。阪神・淡路大震災では、260万件におよぶ広域長時間停電が発生したが、発生時間など幸運が重なって暗闇における避難パニックは発生しなかった。一方、東海・南海・東南海地震などの巨大地震や首都圏直下地震の発生が強く懸念されており、阪神・淡路大震災を上回る広域停電が想定されている。
 そこでこの度、巨大地震など大規模災害時の緊急避難に必要な屋外照明設備や案内表示システムの諸要件、地方自治体の屋外避難に関連した防災対策の現状について検討を行ってきた照明学会屋外防災照明研究調査委員会および建築学会明視設計小委員会防災照明WGが合同でシンポジウムを開催し、屋外防災照明設備のガイドラインの作成や法制化に向けた議論を行う。

主催:

照明学会光環境研究専門部会、同学会屋外防災照明研究調査委員会および日本建築学会明視環境設計小委員会

日時:

2008年3月27日(木)13:30〜17:00(13:00開場)

会場:

大阪市立大学文化交流センター
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600(大阪駅前第2ビル6階)
http://www.osaka-cu.ac.jp/information/access.html(地図)

プログラム:

開会挨拶 土井正(大阪市立大学)
第1部 広域停電時の避難誘導に関する一般講演(各20分) 司会:奥田紫乃((同志社女子大学)
1「阪神淡路大震災などの地震災害の状況」 宮野道雄(大阪市立大学)
2「屋外防災照明に関する行政の取り組み〜地方自治体へのアンケート調査〜」 土井正(前掲)
3「地方自治体の夜間避難対策の現状〜高知・徳島・和歌山・静岡の事例〜」 秋月有紀(富山大学)
4「避難に必要な照明要件に関する実験的検討」 酒井英樹(大阪市立大学)
5「夜間避難に役立つ照明器具・標識の実例」 森下昌治(宮地電機)
−休憩15分−
第2部 パネルディスカッション「これからの屋外防災照明のあり方」 総合司会:土井正(前掲)
パネラー:
岩田三千子(摂南大学)、宮野道雄(前掲・以下同様)
秋月有紀、酒井英樹、森下昌治

定員:

100名(申込み先着順)

参加費:

無料

申込方法:

参加希望者は、催物名称、氏名、勤務先・所属、電話番号、E-mailアドレスを明記の上、下記の問合せ先に3月24日(月)までにお申し込み下さい。

問合せ:

照明学会事務局 宮尾慎一  TEL: 03-5294-0101、committee(at)ieij.or.jp (”(at)”を”@”に変更して下さい.)

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