「本施設を通してヒト・モノ・コトが調和・共鳴(Symphony)し、すべての来街者にとっての新たな価値を創出し、発信する舞台(Stage)を提供する」ことを目指した。横浜市が推進する公民連携での脱炭素モデル構築の取り組みに参画している。熱負荷を抑える外装計画や、地域冷暖房(DHC)の導入、各種センサを使った設備機器の自動制御、自然換気、雨水利用等により、建物のエネルギー消費を抑制しながら、快適なオフィス環境を実現した。脱炭素、環境配慮といった社会的な要請に応答することで、みなとみらい21中央地区全体のサスティナブル性向上を図った。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)では、建築物全体評価で最高ランクである星5 つ、オフィス部分の評価は、みなとみらい21 地区初となる「ZEB Ready」認証を取得した。
大型の光壁を上下の照明器具だけで均一に光らせる手法に加えて、光のゆらぎを制御することで横浜の海を上手く演出している。