伊賀市庁舎 39

東海3 三重県伊賀市

照明普及賞受賞

  • 伊賀市
  • 株式会社日建設計
図1 外観
図1 外観
図2 エントランス吹抜け
図2 エントランス吹抜け
図3 執務室
図3 執務室
図4 議場
図4 議場

概要

 「伊賀の歴史・風土に学び、市民のつながりを大切にする庁舎」というコンセプトのもと、大きな勾配屋根と各階の深い軒の陰影が伊賀の城下町を感じさせるデザインとしている。また、防災拠点となる庁舎として大地震時でも機能するため、免震構造を採用し、ライフライン途絶時にも、非常用発電機の燃料や、飲用水・雑用水を備蓄することで、庁舎自立機能を3日間確保できるように計画。さらに、環境にやさしい庁舎として、庁舎中央の吹抜けに設けたトップライトにより、自然光を市民窓口に導くと共に、庁舎内の換気ルートとしても利用し、自然エネルギーを有効活用している。

  • 施設用途:市庁舎
  • 完成:2018年11月
  • 規模:S造、地上5階、塔屋1階、延床面積14,288.7㎡

2018年照明普及賞 寸評

 伊賀らしい落ち着いた色彩を基調としたエントランスを木ルーバのラインと合わせてLEDライン照明を配置し、吹抜けをLEDスポットライトで照らし上げることで、開放的で明るい空間としている。執務室は天井がない空間で照明器具と防災設備等を同じケーブルダクト内に納めることで一体感を演出、また梁を照らすことで明るさ感も向上し、執務空間に快適な環境を提供している。地域の歴史性や文化性を受け継ぎながら、市民とのつながりを大切にする庁舎となっており今後の庁舎施設の模範事例となる。