中部地方の国際拠点空港であるセントレアに完成した、ボーイング787ドリームライナー初号機の展示をメインとする複合商業施設。トラス架構の採用により、自由度の高い60×80mの無柱大空間を実現。機体を最も効率的に格納するX型組柱の力強い建築構造と、展示されたドリームライナーの優美な曲線との対比が、来館者に「特別な空間体験」をもたらす施設となっている。
ボーイング787ドリームライナー初号機の展示施設として、ミニマムな建屋寸法の中に大型航空機を展示し、シアトルの街並みを再現している。機能照度を確保しつつ、展示航空機への照明を計画するに当たり、3Dシミュレーションにより検討を行い、壁面スポットライトの設置や色温度の決定を行っている。多くのメディアに取り上げられ、大型展示物の照明計画として、普及が期待される。