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    発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会 報告

〜 北海道札幌市で“第2回日・中・韓照明シンポジウム”開催される 〜

第2回 日・中・韓照明シンポジウム 報告

日・中・韓照明シンポジウム委員会

 去る2009年8月28日、札幌市の北海道工業大学で、“第2回日・中・韓照明シンポジウム”が開催されました。以下その開催概要について報告します。

経緯

 昨年10月、中国北京で、“第1回日・中・韓照明シンポジウム(*)”が開催され、同時に開かれた“日・中・韓照明シンポジウム組織委員会”で次回の日本(札幌)開催が決定し、今回の開催となりました。

 その後2009年3月東京での“第3回組織委員会”開催を含め、3ヵ国の照明学会間で計画を固めてきました。この間の情報は本HPや照明学会誌で会員各位にご案内してきたところです。

*:“第1回日・中・韓照明シンポジウム”開催内容は、本HP(2008年12月5日付)及び照明学会誌(2009年3月号)に掲載されています。

開催概要

  今回の“日・中・韓照明シンポジウム”は、第42回照明学会全国大会に併設して札幌で開催されました。北海道支部(萩原支部長)に組織された全国大会実行委員会(及川委員長)の方々に、全面的な協力と支援をいただきながら、主催者となる照明学会の“日・中・韓照明シンポジウム委員会(塚原委員長)”メンバーが中心になって具体的な準備を進めてきました。

 シンポジウムテーマは前回同様に「省エネと地球環境」関連とし、3ヵ国から合計45件の投稿(各国1件の基調講演を含む)があり、当日は北海道工業大学G棟の教室で約70名の参加の下、口頭発表(18件)とポスター発表(27件)の二方式で全て英語で発表が行われました。

 シンポジウムの具体的な内容は、照明学会誌2010年1月号で企画されている“第2回日・中・韓照明シンポジウム特集”に譲るとして、以下に写真を用いて速報とします。


  • JR手稲駅改札口に掲示された横断幕。3ヶ国語で歓迎を表示

  • 45件掲載された予稿集

  • 追加参加の多かったKIIEEメンバーでごった返す受付

  • 塚原委員長の司会で進行

  • 橘会長のウエルカムスピーチで開会

  • 口頭発表会場の雰囲気

  • ポスター発表会場の雰囲気

  • 池田委員長の“来年会いましょう“と閉会挨拶

  • 大倉山ツアーでの記念写真

  • 日・中・韓照明シンポジウムの各国組織委員

 昨年の第1回北京大会に比べて発表内容は向上しており、また会場での質疑も多く活発で、本シンポジウムは着実にレベルアップしていると実感しました。そして次回韓国ソウルでの第3回シンポジウムでは、更なる発展を期待できるものと思われます。今回の発表には、現在話題となっているLED照明に関する発表が多くありました。

 次回は2010年10月に韓国ソウル市内の韓国コンベンションセンターで開かれる,“2010 Lighting Fair”に合わせて開催の予定であり、詳細は2010年1月に学会誌及びHPで案内します。

 第3回シンポジウムの会員各位(特に若手の方々)の積極的な投稿と参加を期待すると共に、国際交流を経験する場としても積極的な活用をお勧めします。


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A4-全200頁、45論文  3,000円/冊+送料500円
申込先 照明学会事務局 担当:大山 committee(at)ieij.or.jp (”(at)”を”@”に変更して下さい.)