TOP / 照明学会誌バックナンバー / 照明学会誌 2009年 Vol.93 / 第93巻 第3号 2009年3月
照明と生体リズム(メラトニン)の研究は近年注目されており,また高齢者の生活リズム維持に光が重要な働きをするなど,健康維持のための光のあり方は社会の中で重要になってきている.本特集では,人を健康にするための光について,生理的な影響についての知見から,実際の光環境に落としこむ手法や,今後のデザインの可能性について幅広く扱う.
(学会誌編集委員会委員:小林 茂雄,小田 史彦,中山 和美,村上 忠史,山本 早里)
(No.1240)前方配光照明器具による近畿自動車道の本線照明
福永 正夫,坂井 俊二 113
(No.1241)なとり りんくうタウン 杜せきのしたの照明
山形 司 115
(No.253)吉田川 河川敷の通路照明
若松 寿 117
(No.254)杜の都信用金庫 中央支店・本部ビルの照明
末﨑 宗久 118
省エネ時代と照明学会の役割
花田 悌三 119
総論 健康のための光を考える
中山 和美 120
乳幼児の健康的な成長と光環境
―24時間型社会に生きる子ども達にとってあるべき光環境とは―
原田 哲夫,中出 美代,廣谷 昌昭,竹内日登美 122
生体リズムと光
大川 匡子 128
光とメラトニン
野口 公喜 134
ライフスタイルと明るさニーズ
中山 和美 138
心と体にとって本当に必要な光のデザインとは?
行方 瑞木,瀬川佐知子,小口 尚子 142
あなただけの健康にいい光とは?
小林 茂雄 147
「光育」―心に影響する光
黒田 科子 153
第1回 日・中・韓照明シンポジウム報告―総論
松下 信夫 157
第1回 日・中・韓照明シンポジウムに参加して
本間 睦朗 162
第1回 日・中・韓照明シンポジウム(ポスターセッション)開催概況報告
三石 明彦 165
拡散板の機能と特性(1)
中川 靖夫 169
「空間デザインのための照明手法」刊行に寄せて
竹内 義雄 174
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