明治神宮、神宮外苑、新宿御苑という3つの大きな緑に囲まれた場所に建つ共同住宅(464戸)、飲食店舗、認可保育所からなる複合施設である。
都心でありながら明治神宮、神宮外苑、新宿御苑という3つの大きな緑に囲まれた場所であると同時に、山手線や地下鉄が循環し、都心の大動脈ともいえる道路網がはりめぐらされた場所である。
交通や人の往来と緑の結節点であるこの地に様々な繋がりと、そこから生まれるオーガニックな息吹を柔らかく「編み」、居心地の良い「巣=NEST」をつくることを建物のデザインコンセプトとしている。
ラグジュアリーな集合住宅にふさわしい上質な照明デザインとなっている。特にインテリアのオブジェや家具などの建築化照明については、非情に細かいディテールまで検討され、その労力が結果に反映されいる。照度や輝度などの視環境の確認に加えて、他設備との関係性についても十分に検証を行っている点も評価できる。