HANEDA INNOVATION CITY 22
東京１１東京都大田区
照明普及賞受賞
- 羽田みらい開発株式会社
- 鹿島建設株式会社
- 大和ハウス工業株式会社
- トモルデザイン・メグロ株式会社
概要
羽田空港島に竣工した本施設は、「先端技術」と「文化産業」の交流を促し「新産業創造発信拠点」を企図して計画された、水平に連続する多棟の複合施設である。
様々な施設をつなぐ歩行空間としての「イノベーション・コリドー」を中心に賑わいが演出され、コリドー上にかかる「イノベーション・フォーラム」が象徴的な交流拠点と位置付けられている。
日本文化を今日的に表現するため軒や庇、盆栽風植栽、燈籠や行灯と言ったモチーフが重なりながら、昼・薄暮・夜それぞれに適切な光景が工夫され、時折々の風景が演出され、建築・ランドスケープ・照明が一体となり新たな街の景観を作り出している。
- 敷地面積：5.9 ha、延床面積：約131,000㎡、2階歩行者専用空間：5,585㎡
2020年照明普及賞 寸評
- 光源を見せない手摺の照明や足湯の間接照明だけではなく、見せる照明として花燈籠があることによりメリハリがある光環境となっている。
- 昼間は鏡面で周囲の無機的な景色をクールに映し出し、日没後は発光して「花札」の模様を浮かび上がらせる特注行燈照明が面白く魅力的である。