山辺町役場 09

東北4 山形県東村山郡山辺町

照明普及賞受賞

  • 山辺町
図1 ロビー
図1 ロビー
図2 執務エリア
図2 執務エリア
図3 正庁室
図3 正庁室
図4 建物全体の外観
図4 建物全体の外観

概要

 山形県のほぼ中心部に位置する山辺町の庁舎。地上3階建ての庁舎には、総務課をはじめとする10の町長部局と、議会事務局が入所している。
 緑と湖沼に囲まれた自然豊かな土地の中に、近代的な庁舎が聳えている。常設国際司法裁判所長であった安達峰一郎氏の出身地として知られており、その国際司法裁判所を模した庁舎は、町のシンボルとなっている。その近代的な風貌は、「森と湖沼のふるさと ファッションのまち」というキャッチフレーズを体現している。

2019年照明普及賞 寸評

 山辺町出身の安達峰一郎が所長であった常設国際司法裁判所の建物を模して平成12年に新築された山辺町役場の照明設備をLED照明に更新したものである。本施設はオリジナル無線制御システムによる執務者1名ごとの調光、シーン設定、スケジュール設定が可能であることが最大の特徴で、作業効率の向上、省エネが実現されており、今後蛍光灯照明からLED照明へ更新を予定している施設のモデルケースとして、照明普及賞にふさわしい施設であると考えられる。