東京會舘本舘は、同地に建てられていた東京商工会議所ビルと富士ビルヂングとともに丸の内二重橋ビルの一部として建替えられた。大正時代から続く本施設は「NEW CLASSICS.」というコンセプトを新たに掲げ、インテリアは当時の意匠を継承しながらも、モダンにまとめられている。
共用部は当時の意匠を継承したシャンデリアやブラケットが華やかさを演出する一方、グレア配慮された機能照明や間接照明がバランスよく計画されている。チャペルや宴会場は繊細な照明シーンを演出できる計画及び器具が使用されており利用者の心に残る光環境となっている。