照明学会誌Vol.108, No.3号 特集記事の無料配付

一社)照明学会は令和6年に発生した能登半島地震や豊後水道地震に伴う社会情勢変化に鑑み、照明学会誌Vol.108、No.3(2024年5月)号の特集記事「夜間景観との調和を考慮した屋外防災照明」を当面の間、一般の方々にも無料配付する事と致しました。災害に強く、安全、安心な社会インフラ基盤の構築等に向けて少しでもお役に立てればと願っております。

また、当該号は2023年に発刊した「災害に備えたレジリエントな屋外照明手法研究調査委員会報告書」のダイジェスト版とも言える記事構成となっています。研究調査委員会報告書は有料となりますが、さらに詳しくお知りになりたい場合はご購入をお考え下さい。

御質問や御不明な点が御座いましたらメール、電話、FAXにてお問い合わせください。
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照明学会誌Vol.108, No.3(2024年5月)号
「夜間景観との調和を考慮した屋外防災照明」

(pdfファイルの無料ダウンロード)

目 次

■照明のデータシート
・No.1367 カゴメビルの KAGOME ARCHの照明
 上河内 浩 他
・No.1368 園田競馬場の走路の照明
 大城 豊

■照明デザイン
・No.138 あきた芸術劇場 ミルハスの照明
 川波 信司
・No.139 気仙沼内湾ウォータフロントの地域主体による復興照明デザイン
 角舘まさひで,小林 茂雄
・No.140 バスターミナル東京八重洲の照明
 中山 佳子,中村 亮子,廣木 花織
・No.141 ダイダン北陸支店の照明設備
 一瀬 賢誠,北野 雅士

■特集趣旨
・夜間景観との調和を考慮した屋外防災照明
 山口 秀樹

■特集資料
・都市空間の認知と避難行動
 諫川 輝之
・屋外避難経路の照明要件の現状と課題
 秋月 有紀
・空間認知に基づいた広域の避難照明の考え方
 小林 茂雄,角舘まさひで
・災害時対応を考慮した照明デザイン整備
 角舘まさひで,小林 茂雄
・水の手橋ライティング防災アラートシステム
 長町 志穂
・災害時対応を考慮した照明デザイン 長崎漁港防災緑地
 小山 憲太郎

■楽しいあかりのヒント
・蝋燭の揺らぎに魅せられる―《国立能楽堂夏スペシャル》
  蝋燭の灯りによる特集・魂魄のゆくえ 団体鑑賞会を実施して―

 花柳 寿寛福,齋藤 信一

■編集後記
 櫻井 将人
・文献ガイド
・文献紹介
・学会記事

■追悼記事
・名誉会員 及川奉之先生を偲んで
 矢神 雅規

「災害に備えたレジリエントな屋外照明手法研究調査委員会報告書」

(委員会報告書へリンク)

<目次>

1 委員会活動概要

2 都市空間の認知と避難行動
 2.1 避難行動の理論
 2.2 空間認知と避難行動
 2.3 照明計画への示唆

3 災害復旧過程の照明環境の現状と求められる役割の変化
 3.1 災害発生後のライフライン状況の変化
 3.2 災害復旧過程における照明および各種設備機能の代替事例
 3.3 被災後における照明の役割の変化

4 災害に対応した屋外照明の基準・技術・課題
 4.1 基準・規格・自主評定
 4.2 屋外照明の課題
 4.3 防災照明の発展に関連する新技術

5 屋外避難経路の照明要件の検討
 5.1 避難経路の照明要件
 5.2 津波避難を想定した屋外避難経路の照明整備の必要性
 5.3 避難経路の視認性確保のための路面照度設定値の検討
 5.4 指定避難場所への誘導
 5.5 景観への配慮

6 空間認知を考慮した低輝度避難照明計画
 6.1 広域避難における空間認知
 6.2 岩手県釜石市での照明実験
 6.3 福島県いわき市久之浜での照明実験
 6.4 静岡県熱川温泉での照明実験
 6.5 宮城県気仙沼市での照明実験
 6.6 気仙沼市の照明整備後の実測調査
 6.7 空間認知に基づいた広域の避難照明の考え方

7 災害対応を考慮した平時の照明デザイン
 7.1 人吉市ライティング防災アラートシステム(水の手橋)の事例
 7.2 長崎県庁エリア防災機能集積地の事例

8 資料編
 災害対応照明器具の情報等

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