施設事例 〜街路・景観照明〜

福島市 隈畔地区照明設備

「隈畔(わいはん)」とは阿武隈川の河畔を略した造語であり、明治時代から使われていると伝えられています。明治当初では阿武隈川の河畔全域を指していましたが、大正期以降〜現在では福島県庁裏の阿武隈川左岸の地域を示します。

 隈畔地区には石積みの護岸を備える河川敷の遊歩道が整備されており、対岸から眺望する風景は歴史情緒ある景観となっています。

 照明器具は周囲景観との調和を考慮した吊り下げ式のデザイン灯具を採用し、石積みの護岸上部に取り付けられて、河川敷の風景を形作る一部として構成されています。

 また、夜間における対岸からの眺望は昼間とは異なった情緒ある河川敷の彩りを演出しています。

 光源は長寿命の無電極ランプを使用することで、他の光源と比べてメンテナンス作業の低減を実現しています。


対岸からの撮影


照明器具の設置状況


所在地

福島市杉妻町

施主

福島市

照明設備

デザイン照明灯(無電極ランプ85w)×26基