2020年度 第42回照明学会東京支部大会実施報告

開催概要

 支部大会の目的とする学生、企業の若手技術者等への「論文発表の場の提供」と、様々なフィールドで照明の研究、業務に従事する方々への「学びの場、交流の場の提供」の2本立てで、本年も支部大会を企画し運営を行った。新型コロナウイルスの影響を受けて、初めてオンライン方式による開催とした。今年度は、22件(前回から10件の減)の論文発表申込があり、各自5分の論文発表と5分の質疑応答を行った。

 今大会では発表者、聴講者を含め計66名の参加者があった。後半の情報交流会にはほぼ全員が参加し、照明に関する様々なテーマについて三回のグループディスカッションが行われた。オンラインを活用することによる、所属と場所を越えた多くの議論と交流がなされたといえる。短い時間の中で充実したプログラムとなった。

 参加者みなさまの協力の下、予定した全プログラムを滞りなく無事に終わらせることができたことに感謝を申し上げます。

開催日と会場:

2020年12月9日(水)Zoomによるオンライン開催

研究発表の内訳

計 22件

今年度は、口頭発表後に質問時間を設けることとした。

情報交流会

「健康に寄与する照明」「災害に最も強い照明」「苦手なものでも食べられる照明」など8つのテーマについてグループディスカッションを行った。一グループは4人または5人とし、メンバー構成をランダムに変えながら、15分のディスカッションが三回実施された。支部大会実行委員またはリハーサルを経験した学生が各グループの司会進行を担当した。各参加者の専門や経験、興味を踏まえた活発で有意義な情報共有が行われた。

参加者

聴講参加 終身・名誉・専門会員 1名
正会員 4名
非会員 0名
学生 39名
講演発表 22名
施設事例講演講師 3名
実行委員(事務局含む) 17名
合計 83名

最優秀研究発表者賞・優秀研究発表者賞(第16回・5件)

溝上審査委員長より審査結果の発表と講評を行い、小林委員長より下記2名の方を最優秀研究発表者、3名を優秀研究発表者として表彰した。審査委員長からは、分かりやすい発表に加えて研究に対する深い理解と熱意が顕著にみられた者を高く評価したことが述べられた。また、コロナ禍のにもかかわらず活発に研究を進め、多様な発表を行った発表者全てに称賛が贈られた。

最優秀研究発表者賞(2件) 受賞者氏名(所属)
1800〜10000Kが主観評価に与える影響に関する基礎的研究 丸山 悠(遠藤照明/奈良女子大学大学院)
モーションブラー補償撮像手法を利用した走行型点検車両の照明要件
―高速道路のトンネル覆工表面の撮影に向けて―
早川 智彦(東京大学)
優秀研究発表者賞(3件) 受賞者氏名(所属)
照明の演色性に関わる指標間の関係 岡崎 峻也(東海大学)
公立文化施設におけるホールとホワイエの一体的運用と照明制御の提案  高増 志穂(東京都市大学)
バイオフィリアオフィスにおける照明の植物育成性評価 江藤 遥希(東海大学)

受賞者写真

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