照明普及賞について

 照明普及賞は昭和32年の普及部創設以来、毎年その年に竣工した照明施設の中から「照明普及賞優秀施設賞(1957年・昭和32年創設)」として表彰しています。対象となる施設の種類は、住宅・事務所・店舗・ホールをはじめとした屋内照明施設から、屋外・交通・スポーツ照明施設まで広範にわたります。

2022年照明施設賞 東京支部審査委員特別賞 一覧

本年東京地区は29件の応募施設より下表の5件が選ばれました。

※クリックで写真は拡大します。

施設名 所在地 受賞者名(敬称略) 写真 審査委員からのコメント
1 TOKYO TORCH 常盤橋タワー 東京都千代田区 ① 株式会社 三菱地所設計
② 有限会社 ソラ・アソシエイツ
建物外観と低層部を周辺環境に合わせた照明計画としていることがよくわかる。華やかさと落ち着きを両立させたデザインは、賑やかなコミュニケーションを図る場にフィットしており非日常性も味わえる斬新な照明環境である。東京を代表する新しいビルの照明計画として街の景観に寄与するデザインとなっている。
2 FOREST GATEWAY CHUO 東京都八王子市 ① 株式会社竹中工務店 金井 謙介
② 株式会社竹中工務店 竹尾 昌
③ 株式会社竹中工務店 内海 洋一
④ 株式会社岡安泉照明設計事務所 岡安 泉
トップライトの日射遮蔽パネルは、開放性と自然採光と共に、夜間レフ板として広範囲な明るさ分布をもたらすなど、多面的な効果を有している。日射遮蔽パネルによる間接照明と、シアターのカーテンに施された照明が明るさ感をつくりシアター・アトリウムとしてキャンパス全体への活動発信するというコンセプトと整合している。
3 WATERS takeshiba 東京都港区 ① 東日本旅客鉄道株式会社
② 株式会社JR東日本建築設計
③ 株式会社ライティング プランナーズ アソシエーツ
④ 大光電機株式会社
東京湾(水)と歴史資源(緑)とオフィス街をつなぐ立地でエリアごとに照明計画を工夫し、低色温度の間接照明主体で知覚的な明るさ感を確保した上品で安心できる空間を実現している。⽔と緑のコンセプトを基にアーティスティックな雰囲気を醸し出しており、懐かしさと新しさが共存した照明空間を実現した施設である。
4 多摩美オリーブ館 東京都町田市 ① KAJIMA DESIGN
② 田淵諭(多摩美術大学)
③ scene2  横橋英司(元山田照明)
学生寮という住まう空間にふさわしい色温度の絞り込みと間接照明を中心とした柔らかい光によって計画されている。機能を重視した器具構成で寮内での作品展示等、フレキシビリティーを高めた器具が選定されている。内部空間の機能照明がそのまま外観のライトアップとなリ建築と一体となったダイナミックな照明計画として評価された。
5 アキシマエンシス 東京都昭島市 ① 昭島市
② 株式会社近田玲子デザイン事務所
③ 株式会社佐藤総合計画  蛭田 厚大
④ 株式会社佐藤総合計画  阿久津 和美
「学びのエンターテイメント」を象徴する太古の海を泳ぐかのようなレプリカの昭島クジラのドラマチックな夜間景観は地域に愛される施設作りに照明が一役かっている。
明るく伸びやかな2階開架閲覧室、書棚に挟まれた自分だけの居場所のような読書スペースの「静」、クジラの吹抜け空間の「動」の同居と調和がなされている。

2020年照明普及賞 東京支部審査委員特別賞 一覧

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