照明セミナー&ナイトツアーのご報告

2022年10月26日(水)
照明セミナー&「ナイトツアー 近田玲子先生と巡る金沢の照明施設」を開催しました。
照明セミナーは昨年に引き続きハイブリッド方式で、照明施設見学研修会については2019年度以来の開催となりセミナー講師の近田玲子先生にご同行いただきました。

第1部「照明セミナー」13:30〜15:30
金沢商工会議所1階ホール
(会場 24人、Web 27端末) 


宮下支部長あいさつ

 


坂口先生

(講演1)
株式会社 竹中工務店
シニアチーフエンジニア 坂口佳史 氏より
「雑感『最近の環境計画と照明』」と題して、カーボンニュートラル、建築を取り巻く課題
・昼光利用や直天井の増加など「建築の変容」
・BIM、簡易なシミュレーションなど「計画の変容」について北陸地域の事例紹介を交えて講演いただきました。

 

(講演2)
株式会社 近田玲子デザイン事務所
代表 近田玲子 氏より
「金沢らしさとは」と題して、2001年から石川県および金沢市の都市計画に携わるなかで歴史的景観と市街地の新しい景観の一体感をどうつくってきたか、金沢らしさとはについて講演いただきました。


近田先生

 


会場風景

 

第2部 照明施設見学研修会16:00〜19:30
「ナイトツアー 近田玲子先生と巡る金沢の照明施設」

 

 セミナー講師の近田玲子 氏(近田玲子デザイン事務所)、坂口佳史 氏(竹中工務店)の携われた金沢市内の照明施設を見学しました。セミナー当日に同施設を見学、近田玲子先生の丁寧なご説明、天候にも恵まれて見聞を深めることができました。

(見学場所)

・金沢港クルーズターミナル(近田玲子デザイン事務所)
2022年 照明デザイン賞「金沢港 加賀五彩を纏う」
加賀五彩:古代紫、燕脂、藍、草、黄土 5色をゆったりした音楽に合わせて順番に出現させる演出。
クルーズターミナルを中心とした、セメントサイロ、金沢港大橋、ガントリークレーンなどを一体とした幻想的な光の演出です。 

 

・国立工芸館(近田玲子デザイン事務所)
2021年 北米照明学会Award of merit
国立工芸館は明治後期に建てられた「旧陸軍第九師団 司令部庁舎」と「旧陸軍金沢偕行社」を移築したもの。
外観は移築改修に伴い判明した建築当時の色を再現しています。ライトアップにより窓枠の装飾や円柱形の付け柱などが光の中に浮かび上がっている。

 

・三井ガーデンホテル金沢(竹中工務店)
2019年 照明普及賞
金沢をテーマに現代建築の中に伝統を感じる要素を外観、内観のデザインに表現している宿泊施設。
頂部、庇のライトアップなど光源を見せずに落ち着いた夜景を創出している。

 

・浅野川大橋(近田玲子デザイン事務所)
2019年 いしかわ景観賞
2020年 北米照明学会Award of merit
2017〜2023金沢市夜景景観アクションプログラム
・文化的景観の集積を連なりとして魅せる
・夜間の回遊性を高めるルート
・民間施設のライトアップ費用分担(金沢方式)

 

・クロズゲート金沢(竹中工務店)
2022年 照明施設賞
金沢駅西口に面したホテル、分譲住宅、商業施設で構成された複合施設で市民が自由に散策できる3階屋上庭園がある。
着雪による照明傷害を防止するなど地域性を活かした屋外空間を作っている。

 

見学風景


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