JIER-106
「生体への生理的影響を考慮した光環境設計指針に関する研究」
目次
- 研究調査委員会概要
1-1.まえがき
1-2.委員会の構成
1-3.委員会活動概況
- 技術解説
2-1.光受容メカニズム
2-2.アクションスペクトル
2-3.測光・作用評価
2-3-1.メラトニン分泌抑制の生理学的モデル
2-3-2.メラトニン分泌抑制率の概算
2-3-3.光源間のメラトニン分泌抑制作用の比較
2-3-4.他の効果との対応
2-4.サーカディアンリズム障害への光療法およびアプリケーション
2-4-1.基本コンセプト
2-4-2.光療法の有効性検証
2-4-3.認知症高齢者への光療法
2-5.交代勤務と夜間照明光
- 重要研究調査報告
3-1.研究者選定
3-2.研究概要
3-3.重要研究
- 国際会議情報
4-1.2nd CIE Expert Symposium on “Light and Health”
4-2.The 26th CIE Session
4-3.SOLG Symposium “Light, Performance and Quality of Life”
4-4.20th Anniversary Meeting Society for Research on Biological Rhythms
- 海外事例調査報告~オランダにおける照明設計指針事例~
5-1.各章構成
5-2.指針(RECOMMENDATION: Light and Health in the Workplace第6章より)
5-2-1.イントロダクション
5-2-2.職場における照明ニーズ
5-2-3.要件と指針
5-2-4.照明要件の提案
5-2-5.結論
5-3.当委員会の見解
- 国内研究事例
6-1.メラノプシンが関与する瞳孔対光反射の分光感度
6-1-1.はじめに
6-1-2.実験方法
6-1-3.実験結果
6-1-4.考察
6-2.夜間の光曝露によるメラトニンの分泌抑制の季節差と民族差
6-2-1.はじめに
6-2-2.光によるメラトニン抑制の季節変動
6-2-3.光によるメラトニン抑制の民族差 (虹彩色の影響)
6-2-4.まとめ
6-3.単波長光の波長と脳波との関係
6-3-1.はじめに
6-3-2.実験方法
6-3-3.結果・まとめ
6-4.メラトニン分泌抑制効果の定量化
6-4-1.はじめに
6-4-2.瞳孔反射がない場合のメラトニン分泌抑制率の算出式
6-4-3.瞳孔反射がある場合のメラトニン分泌抑制率の算出式
6-4-4.モデル検証
6-4-5.まとめ
6-5.サーカディアンリズムへの作用定量化を目的とした広ダイナミックレンジカメラの検討
6-5-1.はじめに
6-5-2.計測システムの開発
6-5-3.標準の光を基準としたメラトニン分泌抑制感度での光強度の定義
6-5-4.計測結果
6-5-5.まとめ
6-6.メラトニン抑制を考慮した視環境評価
6-6-1.はじめに
6-6-2.相関色温度と照度を用いたメラトニン抑制光束簡易推定式
6-6-3.光の浴び方・睡眠効率調査
6-6-4.おわりに
6-7.夜間の屋内照明とメラトニン分泌
6-7-1.はじめに
6-7-2.夜間の低照度光曝露がメラトニン分泌に及ぼす影響
6-7-3.就寝前の低色温度光曝露がメラトニン分泌に及ぼす影響
6-7-4.考察
6-8.日本の夜間屋外における曝露光量の実測調査
6-8-1.はじめに
6-8-2.夜間屋外における曝露光量の評価法
6-8-3.測定方法
6-8-4.測定結果
6-8-5.まとめ
6-9.生理的影響を超える人体への光作用
6-9-1.はじめに
6-9-2.光と人体
6-9-3.光を利用する治療法
6-9-4.光を利用する診断法
6-9-5.光への期待
- 関連照明事業調査
7-1.光源
7-2.照明器具およびシステム
7-3.光療法装置
- あとがき
装丁 A4サイズ 本文109ページ
2009年発行
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