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第12回 アジアライティングカンファレンスの開催結果報告(The 12th Asia Lighting Conference)

アジアライティングカンファレンス委員会

 2019年8月22,23日、韓国・大邸にて、「第12回アジアライティングカンファレンス」が開催されました。その概要について報告いたします。

経緯と概要

 照明学会主体の国際活動である『日中韓照明カンファレンス』は、北京~札幌~ソウル~大連~東京~韓国光州~天津~京都~釜山で開催されました。2017年からは『アジアライティングカンファレンス(ALC)』と名称を改めて範囲をアジア全域に広げ、上海~神戸で開催されました。第12回大会は2019年8月に韓国・大邸で開催いたしました。

 三か国から計124件の論文発表と170名の参加者があり、バンケットで懇親を深めながら、成功裏に大会が終了しました。 また、本大会中に開催された第23回組織委員会で、次回第13回大会は2020年8月に中国・北京の清華大学で開催されることが決定されました。

開催日時、場所

  • 日時 2019年8月22日(木) 9:30~ 23日(金) 20:00 (バンケットを含む)
  • 場所 韓国 大邱 Hotel Inter-Burgo Daegu

大会内容

大会テーマ: Connected Society through Advanced Lighting

Keynote Speech:1件
”Connected Lighting:Implications for Health and Well-Being” (米国レンセラー工科大学、 Mariana G Figueiro教授)
Invited Lecture:3件
”How to Utilize Advanced Lighting Technology to Build Better Society”
(Ms.Jungsoo Kim、BPI NY & BPI Studios korea)
”Lighting Applications to Connect Spaces/People”(篠田博之教授、立命館大学)
”Activation of Darkness:Review of the Lighting Design at Songyang Country”(Prof.Xin Zhang)
Workshop:2テーマ
”Light for Health” (Prof.Taewha Han・Prof.Luoxi Hao・八田氏、パナソニック)
”Color Quality of LED Lighting”(Dr.Qiang Liu・Prof.hyeon-Jeong Suk・溝上陽子教授、千葉大学)

発表論文総数:123件

発表形式

オーラルセッション:22件、ショートオーラルセッション:14件、ポスターセッション:93件、
デザインオーラルセッション:8件

  • 表彰:優秀論文賞 6件、優秀学生論文賞 15件
  • 学生奨励賞:大会に参加し論文発表をした学生全員が対象
  • 参加人数:170名(日本42名、中国56名、韓国71名、米国1名)

特記事項

  • 今回も、2018年の神戸大会に引き続き、学生企画による学生ワークショップが行われ、国境を越えた学生達の交流に大きく貢献した。これらの活動は、学生の指導教員の先生方からも高く評価する声を耳にした。本カンファレンスの目的の1つは、若手技術者及び学生発表者の育成であり、本ワークショップは、この目的達成のために大きな役割を果たしていることになる。今後、若い研究者の国際経験を促す場としての本カンファレンスの有用性は、ますます大きくなるものと思われる。
  • 詳細は照明学会誌(2020年3月号予定)で報告するが、ここでは写真と一緒に紹介する。

図1 会場

図2 基調講演(Mariana G Figueiro教授)

図3 招待講演(立命館大学 篠田教授)

図4 ワークショップ(パナソニック 八田氏)

図5 ワークショップ(千葉大学 溝上教授)

図6 学生ワークショップ

図7 優秀論文賞授賞式

図8 学生論文賞授賞式


図9 バンケット日本参加者集合写真

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