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照明学会光環境研究専門部会公開研究会募集

 2005年2月16日に京都議定書が発効されました.京都議定書では,先進国から排出される温室効果ガスの具体的な削減数値目標や,その達成方法などが定められています.例えば,日本では,1990年を基準として,2008年から2012年の間に温室効果ガスの排出量を6%削減しなければなりません.省エネ・省資源に加え,温暖化対策を含めて地球環境の保全を図り,持続可能な社会を構築することは,今や世界全体の共通課題となっています.温室効果ガスの排出は,生活スタイルや産業構造に深く係わっています.その削減には,民生・産業・運輸の部門で様々な転換を必要とするでしょうし,CO2排出の少ない製品やサービスの開発と利用,CO2を排出しない新エネルギーの開発と普及などが肝要です.照明と建築の分野においても,画期的な方策が望まれます.光環境研究専門部会では,京都議定書の発効を機に,持続可能な社会を実現するための照明と建築の役割を考える公開研究会を開催し,その講演者を公募することとしました.サステナビリティを切り口に,新しいハードやソフトに対する提案を募ります.奮ってご応募くださいますよう,ご案内申し上げます.

主題: サステナブルな照明と建築
日時: 2006年1月〜3月上旬までのいずれか
13:30〜17:30(詳細未定)
場所: 東京都内(未定)
募集件数: 5,6件程度
講演形式: 口頭発表,発表時間20〜30分+質疑応答5分(発表時間は講演件数により調整)
PC用液晶プロジェクタを用意致します.
応募資格: 照明学会会員および電気関連学会会員.但し,同会員と連名の場合は会員外でも構いません.
募集締切: 2005年9月30日(金)
応募方法: A4判用紙1枚に,講演題名,講演者氏名・所属・連絡先,講演内容の概要(日本語の場合800字から1000字程度)をご記入の上(書式は自由),下記の応募先へ,郵便,FAX,E-mailのいずれかでお送りください.光環境研究専門部会で審査し,採用が決まりましたら,開催日程の調整後,公開研究会資料用の講演梗概の執筆を改めてお願い申し上げます.
備考: 講演者の参加費は無料です.なお,照明学会員で35歳以下の方が公開研究会で講演し,かつ照明学会誌あるいは英文誌に論文を投稿・掲載されると研究奨励賞の対象となります.
応募先と照会先: 九州大学大学院 人間環境学研究院 都市・建築学部門 古賀 靖子
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-10-1
TEL:092-642-3336 FAX:092-642-3363
E-mail:koga@arch.kyushu-u.ac.jp