広大な敷地に4期に亘って計画されている物流施設の1期目であり、首都圏最大規模の延床19.6万㎡を誇る。敷地内の緑地帯「金沢の森」は30 年ほど前に植樹されたものだが、荒廃が進んでいたため、ランドスケープデザイナーの手によって自然本来の生命力を活かした魅力ある憩いの空間に再生された。
ファサードには捻りを伴うリボン状の装飾で覆われがあしらわれ、「物流」の躍動感が表現されている。そしてアメニティスペースの拡充のために設けられたのが施設の最上階、南北2箇所に設けられた休憩スペース「KLÜBB Lounge NORTH」と「KLÜBB Lounge SOUTH」である。それぞれの屋上には眺望豊かなスカイデッキが備わっている。
物流倉庫のラウンジおよび建物外観の照明のコンセプトを明快に表現した「導く光」はダイナミックで新しさを感じる照明計画である。
ライン照明を、直線的だったりスパイラルにしたりと、空間に応じて効果的に使用して特徴的な雰囲気を作っている。