JR横浜タワー 15
東京４神奈川県横浜市西区
照明普及賞受賞
- 東日本旅客鉄道株式会社 東京電気システム開発工事事務所
- 株式会社ＪＲ東日本建築設計
- 松下進建築・照明設計室
概要
商業施設、映画館、オフィスを有する大規模複合施設である。国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくりを進めるために横浜市が策定した、「エキサイトよこはま22」のリーディングプロジェクトとして横浜駅西口に建設された。
照明計画により、デザインの基本コンセプトである「みなとまち」「ゲート」「帆」「船」を表現している。とりわけアトリウムは東西両面の大型ガラスカーテンウォールの中に杉天然木の舟底ボリュームが宙に浮かぶような空間となっており、駅と街をつなぐ象徴としてライトアップしながらも、グレアに配慮した計画となっている。
- 規模：地上26階、地下3階、延床面積約98,491㎡
2020年照明普及賞 寸評
照らすことが難しい船底天井を美しく照らしていたり、屋上庭園にあるベンチの間接照明の光も綺麗に広げるなど、全てが繊細に計画され完成度が非常に高い。全体の照明デザインのバランスも良い。