北海道議会議事堂 04

北海道4北海道札幌市中央区

照明普及賞受賞

  • 北海道建設部建築局建築整備課
  • 株式会社 日本設計
  • 株式会社 ドーコン
図1 議場
図1 議場
図2 傍聴者ロビー
図2 傍聴者ロビー
図3 エントランス
図3 エントランス
図4 委員会室
図4 委員会室

概要

 地上6階地下1階の鉄骨造の建物で、面積構成は、地下駐車場 約2,300 ㎡、議場・傍聴席 約1,700 ㎡、委員会室 約3,000 ㎡、議員控室約3,000 ㎡、延べ床面積は約19,160 ㎡となっている。2階に議会事務局や図書室、5階に議場、6階に一般傍聴席などが設けられており、1階の道民ホールや議会食堂は一般に開放されている。
 環境負荷低減への取り組みとして、省エネルギー技術を採用しながら、太陽光発電や空調利用として井水利用といった新エネルギー技術を導入している。その他、中間期に有効な自然換気を執務室や傍聴者ロビーに積極的に取り込んでいる。併せて、自然採光と昼光センサによる照明エネルギーの軽減を実践。これらの効果をシミュレーション検証し、開口部の位置等を決めている。
 また、災害時の継続性や長寿命化への配慮及び建築計画との整合性(平面計画の自由度)を目指し、経済スパンの得られやすい鉄骨造を採用している。大規模地震の発生後に本会議や各委員会等の開催など議会運営に支障のないよう、免震構法(柱頭免震)を採用している。これらにより、将来的な用途変更も見据えながら長寿命な施設運営が可能となっている。

2020年照明普及賞 寸評

  • 議場の照明は、間接照明とユニバーサルダウンライトによる直接光を組み合わせて「森の木立と木漏れ日」を表現。設計段階でCGシミュレーションによる検証をおこなうことで再現性を高めている。
  • 傍聴者ロビーでは、天井を照らす間接照明により空間に広がりを与える演出が施されている。
  • 各委員会室では、委員会ごとに異なるテーマでデザインされた壁面に対し、ユニバーサルダウンライトを用いて質感を引き出すよう工夫が図られている。