TOP / 照明学会誌バックナンバー / 照明学会誌 2009年 Vol.93 / 第93巻 第12号 2009年12月
UGRがJISにおいても表記され,照度以外の照明指標が一般化してきた.ただ,UGR等の指標は照明器具を対象にしており,これをもって空間の光環境を設計するのは難しい面がある.そうした背景もあり,空間の光環境を評価する各種の手法が研究・適用されてきている.本特集では最近の光環境の評価手法の状況・動向を解説するとともに,それらを基にした実物件への新たな適用事例を紹介する.
(学会誌編集委員会委員:渡邊 薫,手塚 昌宏,上村 健,作本 修三,土井 正)
(No.1249)省エネ光源による商業施設Ao⟨アオ⟩のファサードとテラス照明
武内 永記 859
(No.1250)越原記念館の照明
北村 寛 861
(No.265)旭山記念公園の照明
松木 由 863
新しい光環境の評価手法について
中村 芳樹ほか864
国際語としての英語に磨きを
沖 允人 871
未来の光環境を考える
岡嶋 克典 872
光環境評価の行方
古賀 靖子 875
輝度画像と「見え方」
中村 芳樹 879
色モード境界輝度による視環境の明るさ評価
篠田 博之,山口 秀樹 885
光環境の視覚的印象の定量的評価モデル
石田泰一郎 892
不快グレア評価法
岩田 利枝 897
空間の反射率を考慮した明るさ感評価による照明計画
澤村 晋次 902
空間の明るさ感評価指標「Feu」の開発と照明設計への適用
岩井 彌 907
明るさ感評価に基づく設計・制御と今後の課題
坂田 克彦 913
光環境における「物理」評価の高度化と「心理・生理」評価の導入
菊地 卓郎,黒木 友裕 917
光環境評価システムQUAPIXによる評価事例
森下 大輔 922
光や電気などの現象を探求する―サイエンスドーム八王子(こども科学館)―
市川 正大 927
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