施設事例 〜癒し・魅せるあかり〜

椿山荘・フォーシーズンズ椿山荘東京庭園

東京 文京区にある椿山荘は、130年前に山縣有朋によって築庭されました。庭園規模約2万坪(東京ドーム1.5倍に相当)で、樹齢約500年の樹木も有する歴史ある広大な椿山荘の庭園を、LED・セラミックメタルハライドランプを使用し、消費電力を従来の庭園照明よりも約半分に抑えた省エネ設計でありながら、「庭園光響曲」というコンセプトの下、庭園全体を光と音による迫力ある演出で幻想的な庭園演出を創出しています。


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写真1:樹木をメタルハライドランプ150W・LED139Wによってライトアップし、カラー演出を行なっている

 庭園演出は、イベントなど特別な時に行なう3分間の音と光の演出と、1時間サイクルで演出を繰り返す通常演出があり、演出制御を行うことで季節・時間により光を変化させ、庭園内全体をその光が包み込みます。

 庭園のシンボルである三重塔へは、光の塔として品格のある演出照明を行なっています。

 また、桜の木をはじめ園内全体を覆っている樹木へは照明で光の帯を作っていて、光の帯の中をゆっくり色が移動したり、呼吸しているような点滅等を行なっています。


写真2:三重塔の照明は、メタルハライドランプ575W/150W投光器・LED139W投光器を使用し演出を行なっています。

 園内の遊歩道照明は、昼間の庭園の景観を損なわないようコンパクトな器具で、演出照明の邪魔にならず、また歩く人に対してはグレアを感じない足元のみを照らすやわらかな光のLED庭園灯を配置しています。


写真3:園路階段照明:2.7W LED電球色タイプスポットにより照射


所在地

東京都文京区

施主

藤田観光株式会社

照明設備:

投光器:
足元灯:

資料提供:

パナソニック電工株式会社