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[東京都]首都高速道路中央環状新宿線 山手トンネルの照明

写真1
図1 基本照明部
Fig.1 Lighting in the interior zone.

写真2
図2 入口部プロビーム照明区間
Fig.2 Pro-beam lighting section in entrance zone.

写真3
図3 合流部プロビーム照明区間
Fig.3 Pro-beam lighting section in merging zone.

概要

 首都高速中央環状新宿線は,首都圏における渋滞解消のために,高速3号渋谷線・高速4号新宿線・高速5号池袋線を相互に接続する延長11km の路線で,今回開通した4号新宿線〜5号池袋線間は延長約7km である.そのほとんどが上下各2車線のトンネル構造であり,本線との分合流が全てトンネル内で行われる,過去に例のない規模・構造の路線である.
 重交通量でなおかつトンネル構造や交通流が複雑である本トンネルの特性を考慮して,照明設備は路面の視認性だけでなく,プロビーム照明を導入するなど安全面に最大限配慮している.また,トンネル延長も長いため省エネによる環境への配慮が十分に行われている.

  • 所在地:東京都新宿区〜東京都板橋区
  • 竣工:2007年12月
  • 施主:首都高速道路(株) 東京建設局
  • 設計:アルファシステックス(株)
  • 資料提供:正会員 松原拓磨(パナソニック電工(株))
    図1〜図3:©パナソニック電工(株)

※本文は照明学会誌第93巻 第9号 2009年9月「照明のデータシート」より引用しています。学会誌には照明設備についての説明も掲載されております。
学会誌掲載時とは照明設備の運用状況が異なる場合があります。