* 有彩色光照明ガイド−防犯照明の課題−
 

 犯罪抑止効果に期待をして、各地に青色防犯灯が設置されるようになり、5年が経過しています。
 照明学会関西支部では、奈良県における試行の動きが早かった(2005年6月)こともあり、奈良女子大学の井上容子先生を中心に、設置場所の実態調査、地域住民の意識への影響、照明としての機能などを調査研究してきました。また、奈良県警察本部のご協力で、設置箇所の犯罪件数の推移、被疑者の意識調査などを行い、多面的な現状把握と性能分析を行っています。
 その成果を基に、有彩色光(色味のはっきりした光)に関する正しい知識を得ていただき、安全な街路照明計画に役立てていただけるよう、標記のガイドを作成しました。ぜひ、ご覧ください。

 
発行タイトル: 有彩色光照明ガイド−防犯照明の課題−
発行日: 平成22年8月1日
価格: 一般価格420円:会員価格315円
申し込みは5部以上でご検討ください。送料別(お問い合わせください)
目次:
P01 はじめに、防犯照明の要件
P03 明るさの目標とは
P04 光源の特性
P05 有彩色光の評価1
P07 有彩色光の評価2
P09 防犯照明用ランプ
P10 防犯照明の設置例
P11 防犯灯設置の留意点
P12 青色街灯の事例
P14 防犯活動のあるべき姿、夜道の防犯チェックシート
特長:
  1. 現在、防犯照明用の光源として有彩色光(赤、青、黄、緑など色味のはっきりとした光のことです)を採用した場合の課題と対策を、様々な視点で、解説をしています。仮に有彩色光(白色光以外)を採用される場合の、留意点が記載されています。
  2. これまで、犯罪が減少するかもしれないという期待のみで採用し、特に複合的防犯施策をとっていない、青色防犯灯の使われ方に対する課題が記載されています。
内容:  防犯照明に有彩色の検討を紹介する中で、青色灯については、単にランプを青色に交換するだけでは、犯罪防止効果は期待できないことを解説しています。
  1. 防犯照明に期待される要件を解説しています。
  2. 照明の基礎(明るさとは、ランプの性能)
  3. 有彩色の評価
    1. 視力は、光色に関係なく、光量に比例します。青色ランプは白色に較べて光量が大幅に減ります。比較的暗いところでは、光量を同じにすれば明るく感じますが、物の見え方が良くなるわけではありません。
    2. 有彩色光は、犯罪企図者の衣服の色を誤認することも考えられます。
    3. 光色の違いが、犯罪抑止に直接的に作用するような生理反応も検出されていません。
    4. 現在、奈良県警察本部ホームページで報じられている、設置箇所の犯罪件数の減少も、犯罪そのものが全国的に減少しているため、必ずしも抑止効果の裏付けにはなりません。
  4. 各種防犯照明用ランプの種類、光束比較、留意点、設置間隔例、電気料金など
  5. 防犯対策として青色灯を導入する際には、エネルギー効率が良く、見え方が確保できる白色灯を主とし、要所に青色灯を配置するなどの工夫が求められます。また、複合的防犯施策(p13参照)の実施が大切です。
おすすめ: 以下の方々の参考資料
  • 防犯に対する取り組みをされている方
  • 地域開発、建築・デザインを学ぶ方
  • コンサルタントの方
問い合せ、
申込先:
照明学会関西支部事務局
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-22-38三洋ビル4F
(有)あゆみコーポレーション内 野田 秀俊
TEL.06-6441-5539 FAX.06-6441-2055
E-mail : ieij-kansai@a-youme.jp
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