TOP / お知らせ / 一般の方へ /神奈川大学工学研究所・大学院工学研究科 講演会

神奈川大学工学研究所・大学院工学研究科 講演会
最新光源の話題と暮らしへの展開 −科学と工学の最前線−

共催:照明学会

[講演会内容]
 人は明かりの下で進化し,人間社会は明かりの下で発展を遂げてきました.そのため“明かり”に関する研究は,明るい光源を開発するという「工学」の面と,人および社会に快適で安全な照明環境を提供するという「人間・社会科学」の両面を有しています.本講演会ではこの両面について最近の話題を紹介しながら,“明かり”に関する[科学と工学]がどのように発展しているか,そしてそれが我々の日常生活にどのように展開されているかを紹介します.

会場:

神奈川大学横浜キャンパス1号館8階 804室
横浜市神奈川区六角橋
http://www.kanagawa-u.ac.jp

開催日時:

1月21日(土)13:30〜16:10

参加費:

無料です.また事前申し込みは不要です.

プログラム:

高効率小型光源開発の現状 渡辺良男 (神奈川大学工学部教授)

[講演概要]
 最近の光源開発の話題は,高効率な小型光源が続々と開発されていることである.なかでもLED電球が脚光を浴びている.ここでは先ず,なぜ光源の小型化が求められてきたのかを解説する.そしてこれまでに開発されてきた各種高効率光源について,その発光原理・特性を解説し,小型化のためにどのような開発がなされてきたのか紹介し,さらに今後の展望についても述べる.

青色防犯灯を科学する:有彩色光照明の課題 井上 容子 (奈良女子大学教授)

[講演概要]
 スコットランドの廃坑になったかつての炭鉱都市において2000年に景観改善のために導入された青色街路灯に関する日本国内TVのクイズ番組がきっかけとなって,日本では青色灯に防犯効果を期待してまたたく間に全国に波及した.光の色の心理・生理的作用に関するデータを基に,青色灯の真相を探る.

新しい光源を用いた照明デザイン 伊藤 達男 (伊藤達男照明デザイン研究所代表)

[講座概要]
 光源の発光方式,形態によって光の質は異なるが,データでは説明しきれないその特徴を,話題のLEDも含め実際の光を見て実感していただき,それを踏まえて視覚的な光色や明暗はもちろん,生理的な影響や低エネルギー照明などを考慮の上,目指す照明空間を実現するための考え方を紹介する.

問合せ先:

神奈川大学広報事業課 TEL:045-481-5661(大学代表)
E-mail:kokai-shikaku@kanagawa-u.ac.jp

このページの先頭へ