施設事例5−LEDを用いた事例

壬生寺(京都市中京区)

 毎年8月の9〜16日に行われる「壬生寺万灯会」は、約850年もの歴史ある伝統行事であり、期間中は、本堂前に各家の先祖追善を願う灯篭が奉納される。

 平成16年から、千体仏塔の500灯の蝋燭灯と本堂の1000灯の灯篭に従来の白熱電球に替えてLEDを導入している。

 これによって省エネルギーに寄与するのは勿論、すぐれた耐久性をもって、年々歳々と継承される伝統行事にも大いに貢献している。

(資料提供:(株)エネゲート)


壬生寺本堂 左奥は千体仏塔


ソーラ常夜灯

壬生寺一口メモ

 壬生といえば新撰組を連想しますが、この寺は「壬生狂言」で有名な庶民的なお寺です。平安時代、三井寺の僧がこの地に地蔵菩薩を安置して堂を建てたのがこの寺のおこりで、後に地名にあやかり壬生寺と称しました。

 延命・厄除けの地蔵菩薩として信仰が厚く、節分の時には大勢の参拝者でにぎわいます。また、境内には壬生塚があり、近藤勇の胸像や新撰組隊士の供養塔、芹沢鴨ら隊士の墓などがあります。

(HP「Web-town京都」より)

所在地

京都市中京区坊城仏光寺北入る

照明設備